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2011.05.20
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カテゴリ:情報活用
ちょっと最近読んだ本が良かったので紹介。
インテリジェンス=情報分析についての本。

データ、情報、さらに加工、分析。

データと言えば単なる文字あるいはビットの羅列であり、それに意味を持たせてくると情報になると僕はいつも言っている。報道はデータをあるところで切り取ることで意味を持たせてる。事実をそのまま伝えることは不可能。100人の人がみたものをそのままの映像でながしたところでそんなデータは処理することができない。だから、報道は情報とする時点で切り取っている。それが時にはその人の主観が強く入ったりするので注意が必要なことはよく言われることだけどそれをどうやって注意するのか?ということを論じたのがこの本になる。ただ、それでも一つの情報から判断することは難しく、いくつかの情報を組み合わせて分析することで始めて判断できる。それぞれの情報源にはどのようなバイアスが掛かってくるかも想定すると相反する意見であっても、それぞれの情報源の主観が入っていると想像してみると合致してきて、それぞれの主張がわかることがある。
この本はそのような事例をビジネスシーンでの事例で紹介しているので、会社勤めの人にはわかりやすいと思う。

情報分析がインテリジェンスと呼ばれる活動であるが、日本の中ではあまり知られていないのでは?簡単な辞書を紐解いてみると知能や聡明という訳語とともに諜報というのが出てくる。諜報機関や諜報活動というとスパイ活動と混ぜて事例が出されるが、諜報活動の基本は情報分析であり、様々な情報から得られるものと隠れているものを分析し整理することが諜報活動の基本である。多くの国の諜報機関は007のようなスパイはほとんどいなくて、各国の発表している資料や報道機関の発表を分析することで何を考えているのかを読み取ろうとするのが一番の活動だそうだ。
それを総称してインテリジェンス(諜報)と呼んでいる。日本ではその情報分析を行うことがあまり意識されておらず、報道や政府が真実を伝えてくれないとよく批判されるが、どこまで行ってもそのままは伝送できないから、それぞれの報道機関がどのような傾向で切り取っているのか?あるいは考えが偏っているのかを知っておいて見ることの方が大切だと思う。


【速習!】ハーバード流インテリジェンス仕事術
北岡元
出版社: PHP研究所





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Last updated  2011.05.22 08:21:31
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