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2013.03.20
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カテゴリ:SEの問題
東電福島の核燃料プールの冷却システム停止のニュースがおとといから流れていて、先ほどのニュースで29時間ぶりに回復したと言っていた。東電自体は十分な時間的な余裕があるので確認を行った上で復旧を行うという発表に対して、この様な自体を想定していたのかとの質問が報道陣がでていた。

すべてを想定して、100%トラブルを起こさないことを求めるかのような質問に疑問を感じてしまう。今回の冷却システムについては停止してからの時間的な余裕があることは早くわかっていたし、急いで復旧するよりも2次災害を起こさないように十分な確認をした上で復旧にあたったのは技術者からみれば妥当な判断だったと思う。

どれだけ色々想定してもすべてを想定できる訳ではないし、現在の福島第1原発に設置してある装置のほとんどが突貫工事的なものであろう。だからこそ、発生したときの状況把握とできるだけ適切な判断というのが一番求められると思う。

トラブルが発生してもすぐに復旧するようにすべてを2重化して、トラブルフリーとすることが夢のように語られるが、すべてをそのようにしていくには時間もお金も足りないのが一般。また、2重化しても完全にトラブルフリーにはならないこともコンピュータシステムトラブルでも過去が証明している。

コンピュータシステムでも何時間停止するとどのような影響・問題が発生するのかを事前に考えておけば、柔軟な対応ができるのに、早く復旧することばかりを考えて失敗しているのはいくつもある。記憶に残っているのは東日本大震災の後に発生したみずほのトラブルもそんな事例だと思う。
それこそ、トラブルの要因を想定して防御策を考えるだけでなく、トラブルで停止すること必ずあるのだから、停止時間がどれだけ長引くとどのような影響・問題が発生するのかを想定しておくことが重要だろう。





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Last updated  2013.03.20 21:29:20
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