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2013.03.26
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カテゴリ:SEの問題
東電の福島第1原発における停電原因について最終見解が報道されていた。前に一番疑わしいとされたネズミ侵入によるショートであると断定していた。十分予想されたことだと周囲の人たちも東電側も話している。

その通りだと思う。じゃあ、予想されていたのになぜ予防策を講じていなかったのか?そこについての説明がまったくないのがまずいのではないかと思う。

現場を見たわけではないので、あくまでも、推測だけど、現在、3000人の人があの場所で働いているということを考えるとさまざまな対応が並行して行われているはず。緊急度の高いものもあれば、1つの場所に多くの機材や人が入れないことからどうしても後回しにせざるをえないというものもあると思う。その中でこの事故予防はどのような位置を占めていたのかを説明しないことが一番の問題ではないかと思う。

考えられるトラブル予防策がすべてすぐに実行できればよいけど、実際にはいろいろな制約があり、一斉に実行に移すことは不可能なことがほとんどだ。その時に優先度をつけて、実行せざるを得ない。そのようなことを東電は行っていたのかどうか?結果としてトラブルが発生し、「これは今月末に交換する予定でした」だけを発表したのでは言い訳に聞こえてしまうだろう。技術者観点から見ても、本当に危険度を把握した上で工事の優先度を付けていたとは思えない。作業や工事の優先度をどのようにランク付けしているのか?その中でこの予防策はどのランクにあったのか?

東電のサイトをみても今回の事故に対して、そのような報告が1週間たっても出てこないことが問題だと思う。初動で状況把握をうまく行い、時間的な余裕があることを確認したうえで優先度を付けて、順番に電源回復を図っている対応と予防策についての話が出てこない状況はあまりに格差がある。

報道関係への説明だけが情報提供ではなくなってきているし、それも分かってWebでも情報公開をすすめているのだと思うので、説明責任を果たしてほしいと思う。もし、優先度が整理できていなかったなら、この事故を契機に優先度を整理すべきだと思う。

東電の事故はどれも世間の関心が高く、危険と隣り合わせなので、大変であり、僕が関わっているような簡単なコンピュータシステムとは違うのかもしれないが、予防策の実行に対する考え方の基本は同じだ。





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Last updated  2013.03.26 08:18:45
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