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カテゴリ:ピアニスト
昨日の山本貴志君のFMラジオで、
やっぱり山本君の話し方ってスーハーしてるよなーっと再確認。笑。 とっても上品な話し方だし、 「やっぱりピアノ上手い男性って、コブリン君に続くような上品さがあるよね」 、、とか思いつつ、 あまりに息が上がっちゃってるみたいな話し方に、聞いてると一緒に息があがってくる。笑。 また、ピアノの音が!笑。 その前のチェロの演奏の後に聴くと、音量が急に小さくなっちゃったんじゃないかっていうくらい、音が小さいし、思いっきり、ボリューム上げました。 絶対さっきのチェロの伴奏者と同じピアノを弾いてるはずよね!?なんでこんなに甘く柔らかなのかなと思いましたわ。 こう、50年くらい前のピアノみたいなノスタルジーがありました。 トークとピアノって聴いててやっぱり、 話し方とその演奏との関係は深いなーって思いました。 その即興曲を友達が弾いててっていう話、新宿でもしてましたけど、 たぶん、相当悔しかったんでしょうね。笑。 先生には、なかなか弾かせてもらえなかったショパンだけど、 今じゃショパコン4位さ!っていう なんか「リベンジ精神!」が根底にあるんだろうなぁ。 たかし、とかって名前は強い名前だからね。 物腰柔らかで上品でも、反骨精神バリバリあると思いますよ。 山本君のご両親ってジャズとかが好きで聞いてたそうで、 ジャズをやろうかっていうことでピアノを始めさせたかなんかだったと思うのですが、 あの演奏スタイルとかも、ジャズの演奏者の影響とかがあるんだろうなって思います。 きっと、小さい頃、ご両親がジャズとかの演奏をテレビで見てたりしたんじゃないかな。 山本君のご家庭が素敵だなって思うのは、親御さんがべったりしてないところ。 自分のことはじぶんでやるようにという考えで、 桐朋の音楽教室にも一人で行ってたらしいですし、 高校から桐朋の高校に入って、東京で一人暮らしだったみたいですし、 すごく早くから自立させてますよね。。 でもそんな風に一人暮らしとかしてもグレたりとか、遊び狂ったりとかしないで、 ちゃんと、自分できちっとやって、ワルシャワにも一人で行って、 そこでコンクールでちゃんと賞ももらってくるんだから、 ホント手のかからないお子さんだわー。って完全おばさん視線。笑。 昨日の演奏で一番心引かれたのは、ノクターンの2番です。 途中、こういう伴奏? こういう弾き方?と 思いつつ、涙でましたよ。笑。泣きました。 小さく、こもった音で弾くから余計ですかね。 小さい音だからいい、って今までにない傾向ですよね。 新しいジャンルだなーって、泣きながら思いました。爆。 音楽に正解はないっていう見本ですね。 伴奏といえば、昨日のピリスさんのショパンの幻想即興曲の左の伴奏を、 生徒さんが低音響かせて、一まとめという弾き方を、 「そうじゃないのよ、左もフレーズなの」と弾いて下さってましたけど、 生徒さんが弾いたような弾き方、低音出して一まとめっていう弾き方、 結構すると思うんです。 前回の発表会でスケルツォを弾いた時も途中、アルペジオの伴奏形があって、 そこの弾き方で いろんな演奏聴くと、低音で一まとめという弾き方の人は結構いますが、 コブリンさんとかは、そう弾いてないんです。 どうやって弾こうかなと思ったときに、やっぱり低音一まとめで弾いてみましたが、 楽譜に書いてないことを、こうだと思い込んで弾くというのは 大きな落とし穴と思いました。笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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