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カテゴリ:ピアノと私
生徒さんで、きらきら星変奏曲を弾きたいという要望があって、
真面目に弾いたことがなかったので、今弾いている。 オクターブの届かない手でも、バリエーションを選べば弾けそうだ。 こういう曲はハマル。 あまり、速く弾く必要はないと思う。 速く弾くことより、その内容が大事だな。 手首が下がるくらいの完全な腕の重みをのせた、温かい豊かな音色で弾けば、 とても美しく仕上がるだろう。 弾くのは小学三年生の女の子だ。 どこまで、そういう音がでるかなぁ。。 私は小学生の頃、古典音楽を弾きたいと思ったことがなかったので、 この曲が弾きたいという、その感性に感動する。笑。 いい美的感覚だと思う。 しかし、いっぱい勉強するところ満載の曲でもある。 私が弾いてて、やっぱり自分の弱点を知る。 自分の勉強にも実にいい。 左手の音色が響きが美しくないのは、うすうす感じてたけど、笑 ああ、やっぱり! というか、 左手の筋肉が弱いので、力が入ってて、腕の重みが乗り切らないのね。 脱力、脱力っていうけど、脱力は筋肉がないと脱力できないの。 抜いた腕の重みを支える、指の力がないとできないの。 結構、まぁ、、、ピアノの先生なんかで、指が回ってて、いろいろ弾けるけど、 音が豊かでないという人は多い気がします。 小回りだけ効いてるっていうか、指がうごくだけというか。。。 特に日本人は指先器用で、とっても指は動きますよね。 どういう音色がいいとおもうか、どういう弾き方がいいかは人それぞれだけど、 ただ、自分の耳が先生で、いい耳をもつ、いい美的感覚をもつ、 というのが最終的に効いて来る。 誰にとっても、先生は自分、とならないとならないのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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