木蔭に木蔭に花の群れ　すみれにローズマリー

土地には、その土地の神様がいる。

今私が住んでる場所から、実家まで車で３０分なのだが、

実家の周辺エリアに入る坂を下ったあたりから、私は実家エリアを支配する神の存在を感じる。
実家エリアには絶対に商売の神様が住んでいる。

実家エリアは江戸時代ごろから商売で栄えた地域で、そのまえ縄文時代にも大勢の人が住んでいた。

このエリアは商売するにはいい地域なのだ。
もちろん、はじき飛ばされる者もいる。
でも、神さまに気に入られれば実にいい商売ができるはずだ。

商売をする神様は、喧嘩もする。競争もするし、激しいものも持っている。

静かに暮らしたい人には勧められない。

実家エリアは何故かいざこざも多い。
近所付き合いも、なかなか大変である。

それはこの土地の神が仲良くするのを阻止するからだ。

実家エリアは実に交通の便が非常に悪いのにも関わらず、千葉で一番、所得が高い。
つまり金持ちがいっぱい住んでるらしい。
ＪＲは通ってない。
私鉄の単線の実に短い、非常に使い勝手のわるい路線が通ってるのである。
そんなエリアに、何故？　
そりゃそうだ。神様が呼ぶのだ。交通の便など関係ない。
商売の神が高給取りを呼ぶのである。


この実家エリアから、自宅に帰ると実にホッとする。
まるで回ってる「気」が違うのである。

自宅エリアは、農業と信仰、、というテーマの土地だ。
真言宗のお寺がそこここにあり、私もオットも真言宗に呼ばれたと思っている。

実家エリアで幼少期からずっと過ごしてきた私には、
この自宅エリアの、なんとも暖かいご近所が信じられないほどであった。
こんなに地域で人柄が違うものか、と思うが、
人が違うのではなく、土地の神様が違うのだ。

でも土地の神様も、通りが一本違うだけで、また違う神様がいたりもする。
なぜか、場所によってはどうしてもいざこざが耐えないという場所がある。
そうすると、そこから２、３軒はその気の周りで動いているので、
その周辺一体がそういう波動となる。

よくバリ島の人々が玄関や外に朝昼晩と御香やお花を添えるが、

波動を良くするには実にいい習慣だと思う。

自分の気持ちをコントロールするより、

土地の神様に気持ちよくしていただいたほうが、
はっきり言って効率がいいはずだ。

土地の神様が寛大で気持ちがよければ、そこに住む人はハッピーに決まっているのだ。

土地をこれから買われる人は、是非、土地の神様とお話してみてください。


ちなみにオットは庭に「光明真言」という立て札を立て、家庭菜園をしている。

農業と信仰の土地で、私達にとって、これは欠かせないことなのだ。
そういう気の周りを殺して住んではいけないのだ。
それは、この土地への賛辞と、住まわせてもらえる感謝なのである。