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カテゴリ:芸術家
レスリーチャンがらみで
ブエノスアイレスという映画をみました。 ブエノスアイレス(DVD) ◆20%OFF! あの、、すごい映画で子供と一緒にはみられません。爆 最初から男同士のすごい濃厚なベットシーンから始まります。 でも、とても美しい映画でした。 映像が綺麗だし、音楽が美しい。 モノクロだったりカラーになったり、緑色が強調されたカラーになったり、、 心の風景を映像にしたら こうだろう、、というような映像なのです。 圧倒的な美しさを感じました。 ストーリーは 甘く切ないラブストーリーという感じですが、陳腐じゃない。 ちょっと時々酔っ払ってるけど、それも映像と音楽で陳腐に見えない。 同性愛の独特の甘さとせつなさが美しいです。 これ、なぜ同性愛?男女でもよかったのでは?という意見もあるみたいですが、 同性愛でなくちゃ、こうは描けなかったような気がします。 ブエノスアイレスというタイトル、日本映画用の邦題で、 英語の題名はHAPPY TOGETHERです。 HAPPY TOGETHER のほうがずっと良い題名だと思います。 なぜ、ブエノスアイレス? 汗。。。 しかし! ブエノスアイレスといえば、アルゲリッチなのです! ええ、ピアノの人にとってブエノスアイレスとえば、アルゲリッチです。 アルゲリッチがアルゼンチン出身だということをあまり意識したことがありませんでしたが、 そうなんですよ。アルゲリッチこそ、スペイン語圏の人でありました。 ブエノスアイレスの街とかってやっぱり ベネズエラとかとも同じ匂いなのですね。 アルゲリッチも、ドゥダメル様も、いわゆるスペイン植民地出なのです。 私が子供時代すごした、フィリピンもスペイン植民地でしたが、 ベネズエラやブエノスアイレスなどの街をみてても、なぜか同じ匂いを感じます。 スペイン独特の光と影というか、刹那的で退廃的で限りなく情熱的。 埃っぽくて乾いてて、人々の魂が重い。 ヨーロッパとは程遠く、ヨーロッパ音楽の波動とは全く違う波動で生まれ育った アルゲリッチとグスターボ・ドゥダメル。 そこは、何かを生み出すには、莫大な能力が必要 そんな気持ちにさせる国。 明るいのに、明日がないように思える、そんな国。 なぜか、私はこの映画をみて、アルゲリッチとグスターボ様のルーツを感じた、 と思ったのでした。 いや、この映画でそんなこと考えるのは世界に私しかいないだろう。爆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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