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昨日は夜にサントリーホールに行ってきました。
キーシンを聴きにです。 満席のサントリーホール! いつものようにキーシンのお母さんが客席についたらそろそろリサイタルの始まりです。 今回はカントール先生はいらしてないような感じでした。 もうかなりのお年でしょうから、そろそろ一緒にコンサートツアーにまわれなくなったのかしら。。 前半はプロコフィエフ。 おや? おや? いつものようにすばらしいテクニック。。。ミスはどこにもないし、運動能力抜群です。 でも、おや? なんか、音が普通になってる!普通のピアノの音がする。笑 後半ショパン。 幻ポロ、マズルカ、エチュード、、 やっぱり普通の人間の音になってる!!! ええ、キーシン君と言えば、もう人間とは思えない音だったのです。 天上界の住人のような、魔界の魔王のような、 信じられない吸引力と信じられない透明感。。。 それが今回、キーシンは人間でした。 こ、これは、彼の調子によるものか、ピアノのせいか、私の席の音響のせいなのか。。 アンコールで弾いたショパンのノクターン弾き終わったとき、 例のチックが二回出たことを私は見逃しませんでした。 ピアノも確かに悪いなと思いつつ、キーシン君自身も新たな時代がきたのだなと思いました。 (サントリーホールのピアノが悪いなんてことあるんでしょうかね。汗。 私にはそう聞こえましたが。。。) 新しい時代が来た。。。。 人の生きざまを見るのは本当に興味深い。 天才キーシン→人間キーシンへ。 人は変化していくから面白いし、 揺れているから、 いとおしい。 アンコール曲目 ショパン ノクターン第8番 プロコ 4つの小品「悪魔的暗示」 プロコ 3つのオレンジの恋 行進曲 ショパン マズルカ イ短調。?。四十何番か。 ショパン 子犬 モツ トルコ行進曲 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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