木蔭に木蔭に花の群れ　すみれにローズマリー

今日は高校の同期会だった。

２２年ぶりの再会である。

当時のバンドのメンバーはときどきあっていたが、

それ以外の人となると、本当に久しぶりすぎる再会で

最初は誰が誰だか分らなかった。

次第に目がなれてくると、
（何になれるというのだろう。歳をとったその姿にかな。。ｗｗ）

だんだんと頭の中でみんなのオーラと昔の姿が一致してきて

タイムトリップしてくる。


おお、おお！！！

よくわからない雄たけびの連続である。

みんなに「ひかる（私のこと）は全然変わらない」と言われてしまった。

でも多くの人から「普通になった」という声も聞き、

ああ、歳をとって普通に丸く地味になってきたか、と

良いことのような悪いことのような微妙な感じがした。


「いや、どうなってるかと心配してたよ。

あの頃は男だか女だか分らなかったし。でも

今日見たら、ちゃんとしてたから安心したよ。」


そうかそうか。

ふふん。そんな風に思われていたか。ｗ


「ひかるはチョコレートとかいっぱいもらってたよね？となりの席だったとき、

渡しておいてって頼まれたことあったよ。

それと好きな食べ物聞いておいてって言われた。」


ぜんぜん記憶にありません。



「で、その後どんな人生歩んできたの？」


いや、普通に生きておりました。



バンドは６人でやっていたが、

そのバンドのメンバーだけでもそれぞれ激動の人生を歩んできてると思う。


Mはロサンジェルスのテレビ局に勤務して、

Hは大学の講師＆絵本の翻訳家

Tは古本屋経営（雑誌にのったりする、ちょっとこだわりの古本屋）

Sは公認会計士

Bは税理士

そして私は？？何者なんだ私は。ピアノ講師＆主婦って感じか。ｗ


以上メンバー６名。

それぞれ人生は違うけど、青春の一ページを一緒に過ごした仲間だ。

みなさんそれぞれ忙しく、今日の会合に参加したのは私とBだけなのだが、

他のみなさんにはメールでもしておこう。


４０歳か～～。

時は確実に流れてる。

気持ちは全く若いつもりなのだが、

友人たちの顔のしわをみて、私も確実に歳をとってることを実感した。