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今日は春巻きを作って食った。
春巻きを作るとき、いつも心に浮かぶのはお母さんの味、、ではなく、 ポーランドで食べた春巻きである。 ポーランドには路上に「CHINSKA」(チンスカ、中国料理のこと)とか 漢字で「東方」とか書いた屋台みたいなのがあって、 感じとしては立ち食い中国弁当みたいな感じなのだが、 中国人がやってるそのような屋台がある。 ポーランドの若者がうましうましと食ってるのを時々目撃し、 見ると、ご飯に五目あんかけみたいなのとか、ご飯にエビチリソースみたいなのとか なんだか美味そうである。 日本から持ってきたお米がなくなるとお米食べたい理由でよくそのチンスカを食べた。 まずいとか言ってる日本人もいたのだが、 私には感動的に美味かった。 その屋台のメニューに「Spring roll」という料理を発見。 最初は、まさかな~、ちがうよな~、は、はるまき?のことじゃないよね~? それはさ~、森川さんをForest Riverとか言うとの同じだよね~、 そんなギャグみたいな話じゃないよな~これは。。。 と、どこかで春巻きのことだよな?と思いたい気持ちと、 違ったら恥ずかしいよねっていう気持ちが交錯していた。 Spring Rollが春巻きじゃなかったとしたら、一体どんな料理なのだろう、 春がぐるっと巻いた感じ~、んー、お菓子かな~、 お菓子だとしたら、春~かぁ、ちょっとむらむらしちゃうようなお菓子かな~ そのノリはうなぎパイかよ~、とか よくわからない妄想にとりつかれていた。 意を決して、そのSpring Rollを注文してみると 本当に「春巻き」だったのだった。 すこし残念のような気もしたが、 ついに私はその幻のSpring Rollをゲットした。 だが、このSpring Rollは期待を裏切らなかった。 こいつが、なんとも日本で食べたことないほど、密度が濃い。 ずっしり重くて中がぎっしり詰まってる。 中身はタケノコ、もやし、ひき肉、ニンジンとか、で日本でもおなじみな感じの中身なのだが、 それがこれでもか!というほどぎっしり詰まってるのだ。 あんな春巻きは後にも先にも食べたことがない。 いつも春巻きを作るときに思い出すのはこの春巻きである。 なかなかあそこまでぎっしり中身を入れるのは難しいが、いつもチャレンジするのだ。 そして作りながら、「なぜ春巻きというのか」ということをいつも考えるのだ。 タケノコが入ってることを考えると やっぱり「春の野菜などを巻く」という意味なのだろう。 まさか、「あいつ今、春だから」の春じゃないよな~。 でもあのポーランドの春巻きは充分うなぎパイを超えてる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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