|
カテゴリ:カテゴリ未分類
山本貴志君のリサイタルに行ってきました~! 午前中に別の用事があったので、開演10分前にようやく到着! アジャパ!当日券を買う長蛇の列が! 「当日券は売り切れです!立ち見席になります!」 ってことで500円で入場。 「ええっ!? 私の貴志が500円!?」 と叫ばなかったけど 「いえ、五千円払います。」とかっこよく言ったりしなかったけども、 「お花でも用意して、キーシンのファンみたくステージに走ってみたかった!!」 という思いが脳裏をかすめていきました。(笑) ちなみに習志野フィルはアマチュア楽団なので安いんだそうです。 貴志君はチャイコフスキーのピアノコンチェルトを演奏。 チャイコフスキーのピアノコンチェルトって、力業っていうような演奏が多いです。 そういう演奏しか聴いたことないようなきがします。 でも貴志君のチャイコフスキーは違うんです!! 形容するなら蝶々が飛んでるチャイコフスキーですよ!奥さん!!(笑) ピンク色のチャイコフスキーってのかな。 習志野フィルはアマチュアなので、 「えっ!・ コントラバス、、チュー二ングあってねだろ!。」とか 「おや、フールート、頑張れ!」みたいなところがあるんですが、 それが嫌じゃない。 なぜか暖かいきもちになるんですっ!笑。 それは、そのあとにでてくる山本君の音が限りなく優しいからなのかもしれません。 これが強くてガンガンのピアニストだったら 「なにもたもたしてんだ」とか 思ったかもしれないんですが、(爆爆) 山本君がそのあと出てくるときに、その音があまりに暖かく優しいので 「あとはおいらにまかせとけ!」みたに感じられるのでした。 なんていうか、 山本君が曲を弾きながら妄想しているその世界を見せてもらった気がします。笑。 チャイコフスキーってものすごく繊細な人だったし、 多くのピアニストが弾くようなガンガンキラキラのチャイコフスキーよりも こんなにイメージの広がるファンタジスティックなチャイコフスキーのほうが よりチャイコフスキーらしいのではないか、という深い説得力を感じました。 夢はじけるっていうか、そういうチャイコフスキーでしたよ~。 アンコールはショパンのエチュード4番で、 おおおおおお!っていう感じでしたが、 私としてはあのあと、できればマズルカとかノクターンとか 「これぞ山本君!」っていう感じのものを聴きたかったかな~。 いえ、またそれは別の機会に聴きに行きますわ。w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|