今年も月下美人の花が数時間咲いた(画像)
昨夜、純白,大輪, ,サボテン科クジャクサボテン類の「月下美人」がたった数時間咲いた。昨年は8月4日に咲いたが、今年は1週間早い。7月27日ぐらいから葉の先の下向きの蕾が突然上向きとなる。これが開花の前兆であった。開花は7月29日の午後9時前後,辺りをはばかるように開花する月下美人の花姿には美貌,気品,貫祿ともに備わり,強烈な香りは夜の女王という名にふさわしい。花姿が丁度クジャクが羽根を拡げた恰好に似ていてすばらしい。その後惜しくも夜半を過ぎるころから急速にしぼんで朝見たら「あさがお」がしぼんだように小さくなっていた。種はなかった。月下美人の花言葉は、「はかない美」「繊細」と言われていますが、まさにこの意味にぴったりだ。月下美人の名の由来は一年に一度満月の夜にだけ花を咲かせる性質からきているようだ。学名:エピフィルム・オクシペタルム(Epiphyllum oxpetalum) 属名エピフィルムはギリシャ語のepi=「上」とphyllon=「葉」ということから花が葉の上に付くように見える、オクシペタルムは「とがった花弁」の意味。台湾の友の話によれば、花は「曇花」と呼ばれ、スープ等の食用にしているそうです。参考*昨年の日記