孫氏が語る携帯電話事業の勝算
今後の戦略については、まず2007年3月までに基地局を4万6000局増やして3Gのカバーエリアを拡大する。「ボーダフォンは3Gに800MHz帯を利用できるため、1つの基地局で広いエリアをカバーできる。さらにバックボーンをIP化することで設備投資を抑える」(孫氏) 端末についても、ユーザーの多様なニーズに応えるべく、国内メーカーと海外メーカーの両方から調達する。国内メーカーとしては新たに、パナソニック モバイルコミュニケーションズの端末を年内に発売する計画だ。 また、通信速度が上り最大14.4Mbpsの高速移動体通信技術であるHigh Speed Downlink Packet Access(HSDPA)を使ったサービスを2006年秋に開始することも明らかにした。同様のサービスはNTTドコモが2006年夏に開始することを明らかにしている。ソフトバンクは同日、2006年3月期の通期連結決算も発表している。携帯電話事業の参入に向けて財務面の立て直しを図るべく、販売促進費用を抑えたことが寄与して、営業利益が5期ぶりに黒字となった。また、日本テレコムの買収により、創業以来初めて売上高が1兆円を突破している。出典・詳細http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0605/10/news110_2.htmlhttp://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000056021,20108507,00.htmhttp://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITaa004010052006