飯島澄男氏が文化勲章を受章
おめでとう。NEC特別主席研究員・飯島澄男はこのたび、「平成21年度 文化勲章」(材料科学分野)を受章することになりました。飯島特別主席研究員は、世界に先駆けて高分解能電子顕微鏡を開発するとともに、1991年にはNECにおいてカーボンナノチューブを発見いたしました。このたびの受章は、これらによる材料科学の分野での基礎と応用の両面にわたる多大な貢献が評価されたものです。1991年に発見されたカーボンナノチューブは、鋼鉄より高い強度を持つこと、作り方によって半導体にも金属にもなること、優れた熱的特性を有することなど、様々なユニークな特性を持ち、ナノテクノロジーを支えるキー材料の一つといわれています。現在、全世界でこの材料を使った研究開発、製品開発が積極的に進められています。出典:http://www.nec.co.jp/press/ja/0911/0205.html