マツダ、新型「デミオ」の燃費30キロ水準へ
マツダが来年春にも発売する主力小型車「デミオ」の新モデルの燃費がリッター30キロ程度とクラス最高水準となることが24日、分かった。新開発したエンジン「SKY-G」を搭載し、現行モデルの20キロから大幅に改善させた。 新エンジンは、主力車の「アクセラ」「アテンザ」にも搭載する方針。デミオは、車体の軽量化を図るほか、停車時にエンジンを止める「アイ・ストップ」機能や新型変速機も採用し、燃費性能を高める。 トヨタ自動車やホンダがハイブリッド車(HV)に力を入れる中、マツダはガソリンエンジン車のレベルアップに力を入れている。2013年までにトヨタからシステムの供給を受け、HVを投入する計画だが、成長市場のアジアを含め、ガソリン車の主役が続くと位置づけている。 現在、小型ガソリン車では、日産自動車が発売した新型「マーチ」が26キロでクラス最高水準。HVで出遅れたメーカーによるガソリン車の燃費競争が激化している。出典:http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100924/biz1009241108003-n1.htm