CES 2011レポート・Motorola編 ノートPCスタイルに変身するスマートフォン
Motorolaは、CESにおいて、ドッキングステーションを利用することで、ノートPCの形態に変身するスマートフォン「ATRIX」を発表した。 ATRIXは、CPUにTegra 2、OSにAndroid 2.2を採用したスマートフォンだが、専用のドッキングステーションを使うことで、利用形態が大きく広がるのが特徴。ノートPCと言ってもWindowsベースではないが、利用形態は一般のAndroid端末を超えるものだ。 ドッキングステーションには2種類あり、1つはHD Multimedia Dockと呼ばれるもの。ATRIXを横向きにして差し込む本ドックの見た目やサイズは、一般的な携帯電話の充電器のように見えるが、背後には、USBポートが3基とHDMIポートが1基ある。ここには、液晶ディスプレイのほか、USBキーボードやマウスが接続可能で、PCのように操作/入力することができる。 キーボードはまだしも、スマートフォンにマウスをつないで何を操作するのかと疑問になるだろう。ATRIXは、ドックに接続するとWebtopと呼ばれる、独自のデスクトップが起動する。このデスクトップは、1,280×720ドットの高解像度表示のほか、アプリケーションのウィンドウ表示や、PC版とほぼ同機能を備えたFirefox 3.6を起動することができるのだ。 出典:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20110110_419513.html