居眠り運転、携帯が警告音
目の動きから眠気を察知し、警告する音を出して居眠りしないよう注意する携帯電話用のソフトを、中部大(愛知県春日井市)の平田豊教授(44)(神経科学・生体情報工学)の研究グループが開発した。 来年春にも、「iPhone(アイフォーン)」向けソフトとして配信する予定だ。平田教授は「運転席の前に取り付ければ、居眠り運転を防ぐことができる」と期待しており、スマートフォンでも使えるソフトの開発も進めている。 人間には、頭が動いても、バランスを取る器官の働きで、ずっと1点を見ていられるように眼球の動きを自動的に調節する機能がある。平田教授は、眠くなってくると、この働きが鈍くなることに着目。2006年ごろから目の動きをカメラで追う研究を続けた結果、「もうすぐ強い眠気がおそってくる」という危険をキャッチできるようになったという。出典:http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111106-OYT1T00422.htm