自動運転車、グーグルが初公開
米グーグルは、人が運転する必要がない「自動運転車」の試作車を初めて公開した。グーグルはこれまでトヨタ自動車の市販車を改造して自動運転を研究してきたが、今回は自社設計の小型車両を披露した。2020年ごろの実用化を目指している。 試作車は2人乗りで、全体に丸みを帯びているのが特徴だ。車の上に搭載したセンサーやカメラが周囲の情報を集め、人工知能を特別に備えたコンピューターがその情報を解析して自動運転する。車内にはハンドルやアクセル、ブレーキのペダルはなく、搭乗者は目的地を入力し、運転の「開始」「終了」を示すボタンを押すだけで操作できる。安全のために最高速度は約40キロとした。 グーグルは試作車を約100台生産し、今年夏からテストドライバーによる走行の試験を始めるという。自動運転の技術は09年から開発してきた。出典:http://www.asahi.com/articles/ASG5Y4CXJG5YUHBI00V.html