世界タブレット市場、14年の伸び急減速
米調査会社IDCは2014年の世界タブレット(多機能携帯端末)市場の伸びが昨年比45.3ポイント減の7.2%増まで急減速するとの予想を発表した。シェア首位米アップルの「iPad」の年間出荷台数が初めて減少に転じるのが主因。先進国で新モデルへの買い替えまでの期間が延び、新興国の台数が先進国を上回る見通し。 IDCは同時に14年の世界のパソコン出荷台数予想も発表した。新興国市場では大幅な減少が続き、昨年比2.7%減となるとみている。ただ、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポート打ち切りによる買い替え特需が続き、先進国市場は堅調に成長。従来予想を1ポイント上回った。同社は18年まで市場は緩やかに縮小するとみている。出典:http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H3V_X21C14A1EAF000/