NECとサムスンが5G基地局で提携
NECは24日、韓国サムスン電子と、第5世代(5G)移動通信システム向け基地局の開発や営業で提携すると発表した。互いの技術を持ち寄り、開発のスピード向上やコスト削減を進める。また、販路を活用し合ってNECは海外、サムスンは日本市場の開拓を狙う。 両社は用途に応じた基地局を開発するほか、5Gサービス創出にも取り組む。具体的な協力内容は今後詰める。5Gはモノのインターネット(IoT)や自動運転車の普及に不可欠とみられ、2020年以降、世界各国に広がる見通し。 基地局では中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)が約4割の世界シェアを握るほか、スウェーデンのエリクソンやフィンランドのノキアも強い。NECの基地局はNTTドコモ向けに限られているが、今回の提携を機に海外へ再参入する。出典:http://www.sankeibiz.jp/business/news/181024/bsb1810242201007-n1.htm