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先日、古くなって(もともと買った瞬間から古かった)、
もうどうしようもなくなってしまった着物(私がいうので、本当にどうしようもない) を、分解することにした。 擦り切れたり、布が薄くなってしまっていたり、で、 この際、後学のためにと、分解してみたわけです。 ・・・どこまでいっても四角ーーー。 な着物。 本当に直線裁ちで、まっすぐなんですねぇ。 そんな、着物の美しさというか、美学というものは、 四角いものから、曲線を生み出すというところだと、 (誰かも言っていたと思うのですが) 私もそう思います。 江戸時代の絵とかみても、なだらかなドレープができており、 ああ、カーブがとても美しいという、まるっこい着方をしているんですねぇ。 これが、現代の着姿になると、かくかくと、四角い着方になっているように見えます。 綺麗なカーブがなくなって、どこもかしこも長方形です。 角張ったものを、丸くするのが、日本の和というもの。 四角いものを、四角く着るんじゃぁ、ちょっと面白味がないように思いますねぇ。 なんだか、現代のカクカクしたような生き方とも繋がって見えて、 もう少しごゆるりとした生活スタイルに変わっていってもいいように思いますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.07.23 23:37:45
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