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カテゴリ:ひとりごと
クヨクヨしがちな私をいつも支えてくれた主人。 さっぱりしていて、とても楽天家だった。 そんな主人がまさかまさかのうつ病にかかった。 辿ってみれば、以前の職場でたいへんな機械を任され、 残業も多かった。 その上、「休み時間も休まずやれ。もっと生産性を上げろ。」 と言うとんでもない上司がいた。 責任感が強く、負けず嫌いでもある主人は それをやってのけた。 そんなムリがたたったのだろう。 食欲が落ち、体重も減少、寝つきが悪いせいか 朝起きるのがとてもとても辛そうな毎日が続いた。 よっぽど辛くなったのだろう、 今月のある日、「医者に助けてもらいたい・・・。」 と主人が言った。 インターネットで心療内科を探し、私のカンで選んだ病院。 幸い、主人のうつの度合いは重度ではないが、 薬物療法と休養が必要不可欠であるとのこと。 治療薬は、抗うつ剤と抗不安剤、それから睡眠導入剤。 クスリを飲み始めて約1週間。 今週になって欠勤が続いている。 抗うつ剤はある程度飲み続けないと、 効果があらわれない。 会社に行かなきゃ!とどんなに思っても、 体がだるくて起きれない。 うつは決して怠け病なんかではなく、 頑張りすぎたために起こる神経伝達異常であり、 脳の病気=心の病気。 本人にしてみれば、自己嫌悪、自責感、自信喪失、無気力 などのほか、 倦怠感もあって、心身ともにたいへんツライのだ。 治療にはもうひとつ、周囲の理解もなくてはならない。 特に私は配偶者であり、たった一人の同居人なので、 主人をサポートするのはこの私なのである。 会社は退職し、休養することを優先することに決めた。 正直、私も不安である。 収入は私の稼ぎだけになるわけだし、 うまくサポートしていけるか・・・。 「早く治して、みんじとまたドライブに行きたい。」 「みんじにはしばらく迷惑かけちゃうけど、ごめんね。」 同じようなセリフを毎日言う主人。 本人は焦ってもいるし、それ以上に 私に対してとても申し訳ないと思っている。 胸が痛い。 でも、私たちはまだ若い。 未来がある。 この逆境を乗り越えれば、また明るい日々が 待っていると信じて―。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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