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カテゴリ:くるみ
昨日、行ってきました。 どうやらドクターは2人いるようでした。 わたしは院長ではないほうのドクターにかかりました。
「現在、S先生のところに通院中(しかも長年)なのに、 なぜこちらへ来ようと思ったのですか?」と不思議がられました。 まあ、そう言われることは予想してたので、 理由のセリフもちゃんと準備しておいたのですが。 「主人が別のクリニックにもかかってみなさいと言ったんです。 なので、自分の意思ではありません。 主人がいちばん気にしてるのは、神経症は治る病気なのかどうかということです。」 わたしはそう言いました。 すると、ドクターは少し笑いながら、「神経症もパニック障害も軽うつも みんな治りますよ。でもそれは、S先生に訊いてみるのが いちばんいいのではないかと思います。」と言いました。 「はい・・・。神経症は気質が深く関係してると思うのですが、どうなんでしょう?」 「気質ではありません。機能の問題です。現に、今飲まれてる薬の中に 気質を変える薬はありませんね?気質が関係してるのは、例えば胃潰瘍です。」 「(なるほど~、そうかぁ。) 機能の問題ですか・・・。わたしはてっきり 気質が関係してると思ってたので、一生付き合っていく病気で、 治らないと思ってました。」 「そんなことはありません、それはご自身がそう思い込んでるに過ぎません。 S先生がいいか悪いかではなく、ご本人に治そうという気持ちがなければ。 ただ漠然と薬を飲んでいても良くはならないと思います。 患者さんが治そうと思い、目標を持って、そしてドクターと患者さんが 一つになることが大切です。」
S先生と出会った頃のわたしは、外に出ることが出来ず、 “人並みになりたい!!”という強い願望(目標)がありました。 その目標がいつも心の中にあり、どん底まで落ちた自分を とにかく変えていきたかったんです。 S先生に「△△さんのいいところは、向上心のあるところですね。」と言われた時、 とてもうれしかったのを覚えてます。 と同時に、「向上心」という言葉っていいなぁ・・・としみじみ思いました。
でも、すっかり人並みになった今、わたしには治療において目標がないということを 昨日初めて会ったドクターが気づかせてくれました。 気質が深く関係してるから治らない。。。 これは自分の勝手な思い込みだったことも 教えてくれました。
思えば、S先生のもとでの診察は、生活状況にまつわる不安や悩みを相談し、 アドバイスを受けて帰ってくる・・・という相談室的なものになってました。 そして、いつもと同じ薬をもらってくるという。。。
そうではなく、自分は薬を減らしていきたい(これでも昔と比べればだいぶ 減ったのですが、さらに・・・)ということをS先生に伝えて、 まずはそれを目標にしたいと思います。 とはいえ、過去に一度、自ら薬を減らしてみたことがあり、 結局は不安になって身体症状が悪化し、パニックになって失敗に終わった・・ という経験があるので、ちょっと心配です。 脳の中の記憶や考えが自律神経をも支配する・・・・・・・昨日のドクターは 「機能の問題」と言いましたが、そういうことなのかもしれません。 「機能の問題」・・・・・・・んーーー、ムズカシイです。 S先生に訊いてみます。
昨日の診察は、気づきがあったので、とてもプラスになりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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