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テーマ:心のままに独り言(8840)
カテゴリ:ひとりごと
友達なんていなくても、死にやしない。 わたしはもともと一人でいるのが好きだし。 まさやんがいてくれれば充分と思っている。
過去に、職場を通じて仲良くなったSちゃんもMちゃんも、 信頼関係が崩れ、こっちから友人関係を切った。 Sちゃん(6つ年上)は仲良くなった初めの頃、 唐突に「裏切るなよなっ。」と煙草を吸いながらポツリとわたしに言った。 “はあ?”と思ったけど、「・・・うん。」とだけ答えた。 わたしは思った。Sちゃんには何かある。今まで裏切られてきたんだ・・・と。 Sちゃんはすこぶるひょうきん(←死語?)で、わたしもそうなので、 とにかく波長が合って楽しかった。 Sちゃんは3人の子供がいたけど、旦那さんとは別居中で、 離婚を申し出ている状態だった。 Sちゃんちにはよく遊びに行き、一緒に呑んだ。 でも、Sちゃんは同僚のYちゃんに陰湿なイジメを受け続け、辞めた。 (わたしはYちゃんとも仲がいいほうだった。) その後も、Sちゃんとの友人関係は続いていた。 Sちゃんはやがて生命保険会社に勤め、わたしを誘ってきた。 わたしは○○共済に入っていたし、まさやんも○○保険に入っていたので、 ハッキリと話した。(これ以上保険をかける余裕はうちにはない、と。) その後、住所を教えてほしいとメールがきた。 「生命保険のパンフレットをうちに送るつもり?」と返信。 Sちゃんからのメールはこなかった。 図星だったのだ。 バツが悪くて、何も言えなくなったのだ。 その後は、音沙汰なしだった。 わたしを利用しようとしたSちゃんが嫌だった。 わたしだったら、大切な相手にはそんなことはできないと思った。 だから、もうSちゃんとはかかわるまいと思った。 わたしにとってのSちゃんと、Sちゃんにとってのわたし・・・・・・・ どうやらズレがあったようだ。 わたしは別に悲観はしなかった。
もう一人のMちゃんのほうは、最初は“なんて意地の悪そうな子なんだろう”と思って、 なるべく近寄らず、遠巻きに見ていた。 それが、ひょんなことから仲良くなった。 Mちゃんは3つ年下で、わたしをお姉さんのように慕ってくれていた。 きつそうに見えて、中身はあまえんぼでウェットな女の子だった。 職場の男の子たちも何人か誘って飲み会をしたり、カラオケやボーリングをしたり、 それはそれでいい思い出。 でも、Mちゃんが結婚して東京に行ってしまってからは会えなくなり、 出産で群馬に帰ってきた時は、病院に出産祝いを持って行った。 ふたたび東京に戻ってからは、たまにメールのやりとりをしていた。 ある日のメールで「くるみちゃん、わたし、旦那にナイショでお金借りちゃって、 保証人になってもらいたいんだけど・・・。」というようなことを言われた。 “わたしがMちゃんの保証人?!冗談じゃない! そんなのOKできるわけないじゃん!”と思った。 まさやんに話してみた。 「本当の友達なら、そんなこと頼めないと思うよ。」 とまさやんは言った。 そのとおりだと思った。 Mちゃんとの友人関係は、その日、終わった。
友達と遊んだり、話したりするのが楽しかったのは、 中学生くらいまでのもう遠い過去の記憶。 高校は(前にも書いたように)中退したので、高校時代の友達は、 高校を辞めると同時に失った。
大人になって「本音」と「建前」を学んでからは、 自分も人間でありながら、「人間って嫌だな。」と思うようになった。
旦那はいなきゃ困るけど、友達はいなくても困らない。 少なくとも、わたしの場合は。 狭い枠の中で生きているけれども、これが自分にとって大変居心地が良く、 これが自分を守る手段だと思っている。
「友達がいないなんてヘン!」 「友達はいて当たり前!」 「友達がいないなんて可哀相・・・」 そんなの、とらわれに過ぎない。
※ここで言う「友達」には「ブログ友達」は含んでいません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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