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2008.02.23
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カテゴリ:ひとりごと

友達なんていなくても、死にやしない。

わたしはもともと一人でいるのが好きだし。

まさやんがいてくれれば充分と思っている。

 

 

過去に、職場を通じて仲良くなったSちゃんMちゃんも、

信頼関係が崩れ、こっちから友人関係を切った。

Sちゃん(6つ年上)は仲良くなった初めの頃、

唐突に「裏切るなよなっ。」と煙草を吸いながらポツリとわたしに言った。

“はあ?”と思ったけど、「・・・うん。」とだけ答えた。

わたしは思った。Sちゃんには何かある。今まで裏切られてきたんだ・・・と。

Sちゃんはすこぶるひょうきん(←死語?)で、わたしもそうなので、

とにかく波長が合って楽しかった。

Sちゃんは3人の子供がいたけど、旦那さんとは別居中で、

離婚を申し出ている状態だった。

Sちゃんちにはよく遊びに行き、一緒に呑んだ。

でも、Sちゃんは同僚のYちゃんに陰湿なイジメを受け続け、辞めた。

(わたしはYちゃんとも仲がいいほうだった。)

その後も、Sちゃんとの友人関係は続いていた。

Sちゃんはやがて生命保険会社に勤め、わたしを誘ってきた。

わたしは○○共済に入っていたし、まさやんも○○保険に入っていたので、

ハッキリと話した。(これ以上保険をかける余裕はうちにはない、と。)

その後、住所を教えてほしいとメールがきた。

「生命保険のパンフレットをうちに送るつもり?」と返信。

Sちゃんからのメールはこなかった。

図星だったのだ。

バツが悪くて、何も言えなくなったのだ。

その後は、音沙汰なしだった。

わたしを利用しようとしたSちゃんが嫌だった。

わたしだったら、大切な相手にはそんなことはできないと思った。

だから、もうSちゃんとはかかわるまいと思った。

わたしにとってのSちゃんと、Sちゃんにとってのわたし・・・・・・・

どうやらズレがあったようだ。

わたしは別に悲観はしなかった。

 

 

もう一人のMちゃんのほうは、最初は“なんて意地の悪そうな子なんだろう”と思って、

なるべく近寄らず、遠巻きに見ていた。

それが、ひょんなことから仲良くなった。

Mちゃんは3つ年下で、わたしをお姉さんのように慕ってくれていた。

きつそうに見えて、中身はあまえんぼでウェットな女の子だった。

職場の男の子たちも何人か誘って飲み会をしたり、カラオケやボーリングをしたり、

それはそれでいい思い出。

でも、Mちゃんが結婚して東京に行ってしまってからは会えなくなり、

出産で群馬に帰ってきた時は、病院に出産祝いを持って行った。

ふたたび東京に戻ってからは、たまにメールのやりとりをしていた。

ある日のメールで「くるみちゃん、わたし、旦那にナイショでお金借りちゃって、

保証人になってもらいたいんだけど・・・。」というようなことを言われた。

“わたしがMちゃんの保証人?!冗談じゃない!

そんなのOKできるわけないじゃん!”と思った。

まさやんに話してみた。

「本当の友達なら、そんなこと頼めないと思うよ。」

とまさやんは言った。

そのとおりだと思った。

Mちゃんとの友人関係は、その日、終わった。

 

 

友達と遊んだり、話したりするのが楽しかったのは、

中学生くらいまでのもう遠い過去の記憶。

高校は(前にも書いたように)中退したので、高校時代の友達は、

高校を辞めると同時に失った。

 

 

大人になって「本音」と「建前」を学んでからは、

自分も人間でありながら、「人間って嫌だな。」と思うようになった。

 

 

旦那はいなきゃ困るけど、友達はいなくても困らない。

少なくとも、わたしの場合は。

狭い枠の中で生きているけれども、これが自分にとって大変居心地が良く、

これが自分を守る手段だと思っている。

 

 

「友達がいないなんてヘン!」

「友達はいて当たり前!」

「友達がいないなんて可哀相・・・」

そんなの、とらわれに過ぎない。

 

※ここで言う「友達」には「ブログ友達」は含んでいません。






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最終更新日  2008.02.23 18:16:59
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