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カテゴリ:まさやん
まさやんが今日、(精神科に)入院しました。 わたしはまさやんと結婚して以来初めて、一人で一夜を過ごすこととなりました。 カメたちがいることで、だいぶ救われています。 そして、この場・・・ブログにも。。。 一人でいるのは好きですが、まさやんの存在はやはり別・・・と今、痛感しています。
入院と言っても、たぶん1日だけで済むだろうと思われます。 明日には退院できそうです。 先生がそうおっしゃったので、ほぼ確実です。
なぜ入院になったかというと、今日の午前11時頃、まさやんがODをしたからです。 ODとは「オーバードーズ」の略で、薬を大量に飲むことです。 でも、まさやんの場合は飲んだ薬は 100mlほどの焼酎を同時に飲んだらしいのです。(すべて本人の話による。) ※もっと酷いケースだと、百何十錠とか飲むそうですが。
で、ODをした直後、わたしの携帯に電話をしてきました。 「俺、またODやっちゃった・・・ごめんなさい・・・。 せっかくあんないい会社に入れたのに・・・ 周りの人たちもみんないい人たちなのに・・・俺は休んでばっかで、 うつがもうイヤになってさ・・・自分が情けなくってさ・・・(涙声)。 今日はT先生の診察日だから、病院に行きたい・・・。」
わたしは案外冷静で、11時で早退しました。 12時半をまわった頃、お昼にしたのですが、 まさやんは食べている途中でひどい眠気に襲われ、 リビングの床に倒れ込むようにして横になり、眠りに入ってしまいました。 (ODのあとはいつもそうです。)
午後の診察の受付は3時までなので、早くしないと~と思い、 まさやんを起こしましたが、目を開いてもすぐにまた眠ってしまう状態。 「まさやん、病院、行くんでしょ!?」と大きな声で問うと、 「んん(うん)、行こよ(行くよ)・・・。」と言いますが、すでにロレツがまわっていません。 「じゃ、着替えなきゃね!」と言っても、 「んん(うん)。」と返事はするものの、また眠ってしまいます。 仕方なく、無理矢理パジャマを脱がせ、服を着せました。 (かなり大変でした。)
歩くのも困難で、壁にぶつかり、千鳥足でした。 わたしの車に乗ってからは、吐き気をもよおしましたが、そのうち眠ってしまいました。
病院に着くと、待合室の椅子に座っていることもできず、長椅子に横たわりました。 すぐに看護師さんが来てくれ、診察室の隣りの部屋のベッドに寝かせてくれました。 わたしもその部屋に入り、まさやんの寝顔を見て、どんよりしていました。 まさやんの寝顔を見るわたしの膝に伸ばしたまさやんの左手―。
やがてまさやんの番がきて、T先生がこちらの部屋に入ってきました。 いつもはにこやかな先生の顔からは、笑みは全く消えていました。 先生はまさやんにいくつかの質問をしました。 ロレツがまわらなくとも、まさやんはちゃんと答えていました。
「奥さん、点滴をする必要があるのですが、 外来で点滴をするわけにはいかないので、入院になります。」 ・・・・・・・そう先生に言われた時、胸がドキッとしました。 「入院」・・・それは、とても重い言葉でした。
まさやんは車椅子で病棟へ連れて行かれ、わたしもついて行きました。 看護師さんとまさやんと車椅子を見ながら、 “まさやんはこれから精神科に入院する・・・”と わたしは気の遠くなる思いで心の中でそうつぶやいていました。
病室に入ってから、検温や血圧測定、血中酸素濃度測定、採血などが行われ、 「入院はどのくらいの日数なのか?」を知りたくても、 なかなか看護師さんに訊けずにいたところ、T先生が入ってきて、 「明日には家に帰れるでしょう。」と言われた時はものすごく安心しました。
10時をまわった今、まさやんはどうしているだろう? 点滴はもう終わったかな?
点滴は、血液の中の薬物(?)やアルコールを尿として出すためのものだそうです。
今後の改善点は、 1.まさやんにお金を持たせない 2.まさやんを一人で買い物に行かせない 3.薬の管理はわたしがする ・・・・・・・この3つ。1と2は、お酒を買ってきてしまわないようにするためです。
どうやらわたしたちの試練は、まだまだ続くようです。。。 神様はいったい何のために、まさやんにうつ病という厄介な病を与えたのでしょう。 いったいどんな意味があるというのでしょう。
自分も辛いけど、まさやんが不憫で仕方なくて、今夜は大泣きしてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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