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テーマ:ノンジャンル。(2210)
カテゴリ:ココロの詩(うた)
あの人は、回診の時医師に無理を言って、今日退院した。 医師になんて言ったのか、わたしは知らない。 回診の時は家族であっても病室から出されてしまうから。
わたしはあの人に電話で呼ばれ、退院する数時間前から病室にいた。 あの人の母親に「今日退院になります。」と電話した。 母親は驚いて、自分の息子のワガママさに呆れかえって、 「これからそっちに行くから。」と言った。
両親と弟の3人が来た。 弟は黙っていたけど、両親はあの人を責めた。 でも、当の本人はヘラヘラしていた。 話(会話)にならないようなことばかり言っていた。 母親は怒って、途中で病室を出て行ってしまった。
会計を済ませ、わたしの車にあの人と荷物をのせた。 さっきまであんなににこやかだったあの人が、車中ではイライラし始めた。 病室で両親に責められたことが、あとになってうらめしくなったのだ。 わたしは取り合わなかった。 勝手に愚痴を言わせておいた。 親は心配のあまり責めるカタチになってしまったことに、 あの人は気づかない。 自分の気持ちでいっぱいいっぱいなんだ。
家に着くと、間もなく、「ウサ晴らしに山に行って来る。」と言った。 わたしは黙っていた。 止めても無駄だから。
外で布団干しをしていると、電話が鳴った。 あの人からだった。 「2~3日は帰らないから。邪魔者は消えるよ。俺にだって意地がある。」 「邪魔者だなんて、わたし、一言も言ってないよ。 うちにいればいいよ、実家には行かなければいいことだよ。」 「・・・帰らないから。」(ガチャン:電話の切れる音)
わたしは母に電話して、いろいろ話した。 あの人の母親にも電話した。 「あ、そう。いいんじゃない?」の冷ややかな一言だけで電話は切れた。 息子に対しての憤りが感じられた。 わたしへの配慮も何もなかった。
わたしは今、離婚を考えている。 もうあの人に振り回されるのは御免だ。 精神的にも肉体的にもこんな面倒な生活なんて、何の意味もないじゃない。 散々苦労をかけておいて、さらにわたしを困らせるような行動に出たのは どういうこと??? 「俺にだって意地がある」って、何? 理解出来なさ過ぎて、もう一緒には暮らしていけない。 自殺したいんだったら、したっていいよ。 どんなにわたしが支えたって、報われないのだから。 もう諦めたよ、わたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.06 15:15:47
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