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2008.04.17
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カテゴリ:鯨統一郎馬鹿
鯨統一郎の「すべての美人は名探偵である」

短編集(?)「邪馬台国はどこですか?」「新・世界の七不思議」に登場した
美人大学講師・早乙女静香を主人公にした長編推理小説。
もう一人の主人公・桜川東子も別のシリーズのヒロインらしく
「鯨ワールドの2大ヒロインの競演」というお祭り的な雰囲気の作品。

沖縄で殺人事件に巻き込まれ、犯人の手がかりを追って
仙台・札幌、そして東伏見へ(!)と、旅を続ける。
宿泊先はなぜかいつも温泉宿で、
必ず露天風呂で襲われるという安い2時間ドラマのような展開。

静香がボディコンを好んで着ることや
静香以外の金銭感覚がバブリーなことなんかから80年代のニオイもする。
(荒川にタマちゃんが出たと思ったら、男の死体だったとか、
 時折2004年の作品なんだと思い出させるくだりもある/笑)

で、推理小説としてだけど、正直言ってヒデー。

話の流れの中で静香たちが、いつ・どこで・何を根拠に推理に確証を持って
次の行動に移ったのかがサッパリわからないことが多い。

なんか強引というか、
「たぶんこうなんじゃない?」と思って動いたら、結果オーライだった。
・・・という風に映るのよ。

だからストーリーに引き込まれていかない。
まさに、何か他の事しながら2時間ドラマ見てるカンジ。

アリバイ崩しに「催眠術」を持ち出してくるあたりもちょっとドッチラケ。

「事件の謎を解く」という推理小説の核の部分で「ついて行けない」ので、
他の枝葉の部分でいくら凝ったお遊びを導入されても
どうしても物足りなさが残る。





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Last updated  2012.10.22 03:06:26
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