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テーマ:ミステリはお好き?(1497)
カテゴリ:東川篤哉馬鹿
東川篤哉の「交換殺人には向かない夜」 烏賊川市シリーズの4作目。 今回は鵜飼と朱美、 流平と「密室に向かって撃て!」に登場したさくら、 そして志木刑事と新キャラの女性刑事。 3組の男女がそれぞれ同時に別の場所で殺人事件に遭遇。 ・・・って思わされた時点でオレの負け! この手法が「アリ」か「ナシ」かで言ったら 「ナシ」だと思うけど(笑) なんつーか、もう、この結末 とにかくスゲー! でもこのシリーズ、 登場人物こそ一緒だけど毎回スタイル違う。 これまでは謎解き役が鵜飼だったり砂川警部だったりしたけど 今回は鵜飼チーム、流平チーム、志木チーム (今回砂川警部はほとんど何もしてない)の3組が それぞれ知ってることを持ち寄ったら自然と事件の全貌が明らかになり、 この人という謎解き役はいない。 なにしろみんなバラバラに動いていて 複数の殺人事件が起こっていることを知ってるのは読者のみだからね。 そうそう「完全犯罪に猫は何匹必要か?」の感想で 「シリーズ3回目にして アリバイ証言に『近鉄戦』が登場するのがすでに2回目って・・・^^;」 って書いたけど 2005年に書かれたこの作品には 近鉄とオリックスの合併話が出てくる^^;
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