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テーマ:ミステリはお好き?(1496)
カテゴリ:鯨統一郎馬鹿
鯨統一郎の「哲学探偵」 鯨統一郎は 「すべての美人は名探偵である」、「新・日本の七不思議」と ややガッカリだったけど、 正直今回も・・・ 事件が起こる ↓ 高島警視と久保警部が捜査する(そして行き詰る) ↓ 高島と久保競馬場に行く ↓ 地の文と久保の口から競馬のうんちくが語られる ↓ 久保が事件を想起させる短歌を紹介し、それについてのうんちくを語る そして事件の概要を話す ↓ 「哲学探偵」が現れ、謎を解く ↓ 「哲学探偵」が哲学のうんちくを語る ↓ 「哲学探偵」馬券を引き換えに行く(完) 全8話、基本このパターン。 「競馬のうんちく」「短歌のうんちく」「哲学のうんちく」が重なってちとしつこい。 「哲学探偵」は馬券師なので2人は競馬場に行かないと会えない。 だから「競馬のうんちく」は必要。 短歌は久保の趣味で、彼のキャラクターを立てる効果があり、 さらに意外と事件の真相を暗示しているので「短歌のうんちく」も必要。 哲学は・・・ 実は何の意味もない^^; 「哲学探偵」は現場に行かず 高島と久保からの情報だけで謎を解く安楽椅子探偵。 (「謎解きはディナーのあとで」の影山のような存在) そのときに哲学者の言葉を引用した上で謎を説明するんだけど、 「こじつけ感」がハンパない。 いっそない方がシンプルで良かったのでは? と。 致命的なことに事件の謎解き自体も強引。
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