魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?
東側篤哉の「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」八王子を舞台に小山田刑事と魔法使いのマリィが難事件に挑むコメディタッチのミステリー。「魔法使い? ないわぁ・・・」と、思ってた。そりゃそうでしょ?魔法で犯人当てるとか、何が面白いの?ところが違った。マリィが魔法で犯人を言い当てる。でも「魔法は証拠にならない」。だから小山田刑事が裏付けのための捜査をする。何のことはない、読んでみると「勘のいい探偵」がいて最初から犯人が分かってる作品と同じパターン。よく考えれば東側篤哉って「トリックマニア」。答えではなく答えを導くための式の美しさにこだわるタイプ?最初に答えが分かってようが、そこに魔法が関わってようが関係ないっちゃないわな。意外や意外、普通に楽しめた。【楽天ブックスならいつでも送料無料】魔法使いは完全犯罪の夢を見るか? [ 東川篤哉 ]価格:1,512円(税込、送料込)