カテゴリ:本(小説)
『博士の愛した数式』 小川 洋子 著
この本も私の好みではない本ばかり薦めてくる人が薦めてきたので、あてにしていなかったのですが、とても良かった ま、最近では映画化されるほどの大ヒット作品ですよね。 数字の素晴らしさと、人間の数字では表せない微妙な感じが良かったです。そういえば、もう映画は公開されているのかな?キャスティングもイメージにぴったりな感じがします。ちょっと見てみたいな~ 最近、私自身が数学から離れてしまって数字の面白さから遠ざかってましたけど、博士の数字に対する情熱みたいなものが数字が楽しかった頃を思い出しワクワクしました。 友愛数とか完全数とか出てくるのですけど、こういうのも学校で教えてくれれば数学嫌いの人も減りそうな気がするのは私だけでしょうか? オイラーの公式が出てきた意味が難しくってわかりにくかったけど、つまりなんとなくは複素数と実数(指数関数と三角関数)の橋渡し役のような重要な公式だから、無いような物(見えにくいもの)を見える形にできるってことなのかな?それとも、この公式が素晴らしくってすごい発見だから?なのかな?あんまり意味がわからず問題を解くだけの為に公式だけを使ってたけど、この公式のおかげでつながってることっていっぱいあるもんね。最後の方にオイラーの等式が出てきて、う~ん、何か意味するところがあるのでしょうかー?いや、あるんでしょうけども、オイラーの等式が理解できていないので、わかりません。。。 それたところに着目しましたが、やっぱり本筋の?記憶が80分しか持たない博士と家政婦・私と私の息子・ルートとが絶妙な関係で良いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月26日 16時34分28秒
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