『坂の上の雲』 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲 新装版 1-8巻セット価格:5,359円(税込、送料別)★最近ハマッテマス♪とはいってもまだちょうど折り返し地点ですが・・・。歴史が苦手だったので、まさか自分が司馬遼太郎作品を読むとは思ってもみませんでした。難しそう…、そう思って。あ、実際自分の脳ではかなり難解だったりします。ロシア人の名前がなかなか覚えられません。そんな私が読み出したキッカケは、たまたまお正月に松山の祖父宅へ訪れた時、ドラマの宣伝を見た母と弟が話題をし、テレビを殆ど観ない・観る時間があんまりない私は「なんじゃそりゃ?」っていう状態でした。でも阿部ちゃんにもっくんが兄弟役!なんや楽しそうじゃん!NHKと聞いて、新しい大河ドラマかと思い、今からでも観てみようかと思ったとき、「後半はまた一年後なんよね~」え?なにそれ!?---ネット動画で探して観ることができました。ハマリマシタ!だけど、原作入ったら違う感じのはまり方しました!スゴい!やっぱりスゴい!なんか重い、う~ん、重量感?重厚感?があるんですよね、なんかこう、ずっしりとくる何か。ここ二年くらい、本を5冊くらい同時に読むということをしているのですが、この作品を読んでる間に、先輩から「ジーンワルツ」(海道尊)と「告白」(湊かなえ)を借りて読みましたが、二冊とも1時間くらいで読み終えちゃいました。まるで漫画感覚くらいなんですよね。二冊とも扱っているテーマは重いハズなのになぁ~…最近の文庫の1Pあたりの文字数や最近の言葉だっていうこともあるんでしょうけども、司馬遼太郎は小説家の枠を越えたところにある!って思いました。因みに、「告白」はすべてがモノローグ調の為、すべてが嘘に思えてくるような、そこが新しい、そして湊かなえという作家さんなのかなとは思いましたが、全篇にわたってモノローグ調は読んでいて疲れましたし、感情移入できないとつまらないと感じてしまいがちで、「う~ん」って思っちゃいました。元々脚本家の方だから、なんでしょうか…?――あ、違う本のレビュー書いてしまった…!★