まいじー日記

日本はまる2日のみで、実家にも帰らずに（両親に都内まで出てきてもらってゴハン食べた）、台北へ。台湾には一度行ったことあるけど、なんと10年も前（もうそんな前なのねーーー）だし、前回は台北ではあんまり過ごしてないのでいろいろ新鮮でした。

台北での滞在は、オフィスのある南港エリアにあるホテル。うちの会社の人がよく泊まることもあってホテルの人はものすごく親切だった。ちょっと中心地からは外れてるけど、MRTの駅すぐだし、目の前の中国信託のビルにショッピングセンターあるし、何よりオフィスまで徒歩3分で快適！

ショッピングセンターにはいろなショップはもちろん、無印良品（クレカが使える！）やスーパーも入ってて便利だったし、フードコートがあるのも重宝だった。台湾名物の牛肉麺も最初はここで。あとたまたまみつけた于記杏仁豆腐の温かいアーモンドペースト「杏仁糊」が絶品で感激。あまりのおいしさに次の日も行ったら、その日は売り切れでがっくり。でも杏仁豆腐も超美味でした。

台北入りしたのは週末で、土曜夕方と日曜午前にそれぞれ半日自由時間があったので、北門・西門エリアの散策と、猫空にも脚を伸ばした。

北門でのお目当ては迪化街。といってもお茶やカラスミや漢方には目もくれず、 永楽布業商場に直行！色鮮やかな花布をメインに生地ショッピングを満喫しました。花布のポーチやバッグも買って、空港で両替した分の半分はここで使ってしまった。買わなかったけどかわいい布がいっぱいあって、台北に住んでたらぜったい毎週でも通ってる。

そのまま西門まで歩き、タピオカミルクティを飲みながら散策。といっても、さすが台北の原宿だけあって、若者だらけ。人波の勢いに当てられて、おばちゃん早々に足つぼマッサージに避難。。その後は西門紅樓の中の茶房でゆっくりお茶。残念ながら16工房はリノベ中だったけど、ロビー？の売店で扱ってるグッズもちょっとおもしろいのあった。



猫空は、晴れた日曜だけにMRTは動物園に行く家族連れで激混みだったし、ゴンドラ待ちも長蛇の列。でも思ったより 待たずに（それでも40分ほど）乗れた。ゴンドラからは台北の街並みが眼下に広がってよい眺め！ 乗車時間は30分くらい。



猫空といえばお茶、ということで、さっそくゴンドラ駅前のお茶屋さんで抹茶とほうじ茶のソフトクリームを食べてみる。口休めに黒猫のクッキーがついててかわいい。お昼時だったしどこか眺めのいいお店でランチとも思ったけど、帰り時間も気になったので、遊歩道っぽいあたりを散策しただけでホテルに戻った。

夕方からは仕事のグループと合流し、オフィス案内の後、そのままディナーへ。「餡老滿」という北京料理のお店。このお店だけを目当てに南港にお客がやってくるという名店だそうで、さすがどの料理もおいしかった！

ディナーの後は市内観光ということで台北101へ。仕事のグループと一緒なので一応仕事です！（と言い張っておく）。残念ながら靄が出てしまって100万ドルの夜景はほとんど見えなかったけど、強風に靄が吹き上げられる様子とかもなかなかおもしろかった。名物のダンパー（錘）も見物したし、ゆるキャラのダンパーベイビーのお土産もピコちゃん用に買ったし、売店のゴージャスなサンゴや翡翠の細工も鑑賞できたし。



月〜火はほぼ徹夜の勢いでびっちり仕事。火曜はその打ち上げということでビヤホールみたいなレストランに70人近い団体で集結。さえない感じのおじさんが生歌のショーをやってたんだけど、実はすごい芸達者で盛り上がった。こっちのグループにもムーンウォークもどきやダンスを披露する若者たちがいたし。

打ち上げの後は有志でタクシー分乗して饒河街觀光夜市へ。ナイトマーケットといえば士林が有名だけど、南港からだと饒河の方が断然近い。思い思いに名物の胡椒餅やら、杏の甘いお茶やら、タピオカミルクティーやら、焼きエリンギやら、ドラゴンフルーツの生絞りジュースやら（私）、アップルグアバのカットフルーツ（これも私）、豚の血のソーセージやら（これも私）を食べ＆飲みながら屋台や道路に面したお店をひやかして歩く。

屋台は食べ物や飲み物はもちろん、ばったもんのキャラクターグッズや子供服、下着、スマホケース、小鳥占い、毛布、はてはジェルネイルのチップを並べたネイルサロンも数軒あった。路面のお店にはお祭りの屋台みたいな鄙びたゲーセンもあって、風船を的に射的をしてた子供の的中率には見物してたこちらも驚愕。 グループであーでもないこーでもない言いながら歩くのがすごく楽しかった（ちょっとお酒も入ってるし）。



翌日も仕事グループ接待ということで（だから仕事だって！）故宮博物館へ。なんと日本語＆英語OKのガイドさん付。とにかく人が多くて、白菜や三枚肉のあたりでは掻き分け掻き分け・・という感じだったけど、玉や象牙の細工はやっぱり素晴らしいです。あと蒼穹の昴に登場するジュゼッペ・カスティリオーネの絵画をたくさん見られたのも嬉しかった。前回見た覚えがないんだけど、改装中だったからかな？



夕方からまた自由時間だったので、電車＋タクシーで九份へ。千と千尋の神隠しの風景に似てるといわれる（モデルではないらしい）赤い提灯のライトアップ で有名な観光地。着く頃にはもう暗くなってたので、海岸線も望める絶景は見られなかったけど、赤い提灯に照らされた狭い坂の路地やノスタルジックな建物がとっても情緒あふれて素敵だった。



せっかく来たので、一番の提灯ライトアップの有名スポットでもある阿妹茶樓でお茶をいただく。いわゆる台湾茶芸のやり方で、お店の人が最初は淹れてくれるので、あとは見よう見まねで自分で淹れる。1卓に1つ七輪に乗った湯沸かしが脇に置いてあってお湯はたっぷり、お茶葉もたくさん、しかも5煎めまでは美味しく飲めるので、一人では飲みきれないほどのお茶の量。ただお茶葉は持ち帰りもできるので（お願いすれば小袋を用意してくれる）、茶腹を実践しなくてもいいので安心。



帰りは商売上手の運転手さんにのせられて？タクシーでホテルに直行。30分くらいで着いた。台湾はタクシーが安いのでついつい無精をしてしまう。まあ両替した台湾ドル使っちゃいたかったし。

台北最終日ということで、名残惜しくもう一度足つぼマッサージ！ということで、ホテル提携の足體養生館へ。足裏に全身もプラスして2時間もごりごりやってもらい、すっかり揉みほぐされたというか、でろんと揉み伸ばされて帰宅。翌朝は早いので睡眠3時間覚悟で荷造り。

今回は仕事といいつつ遊んでばっかだった気もするけど、マッサージ師のお兄さんに「腎臓悪い、肝臓悪い、睡眠不足、仕事しすぎ！」と言われたから、やっぱり私ちゃんと仕事してたんだなー！しかし最後に歳を聞かれて正直に答えたら「ふぐわ！」と奇声を上げられたんだけど、あれはどういう意味だったのか。。

あとそういえば桃園空港がかなりぶっとんでておもしろかった。キティちゃんのチェックイン端末って何あれ！あとゲート毎にテーマが決まってて、電車とか極彩色の牛とか原住民族？アートとかでデコレートされててすごかったんだけどー。