まいじー日記

手を出した手芸は数知れず、とりあえず自己流だけど何でもそこそこ作れます、の私が、唯一まったく手が出なかったのが、手芸の王者？「棒針編み」。

思い返せば、高校生の頃、とにかく裏編みができなくてひよこ色のマフラーに挫折したんだよねー。その時はほんと何度やり直しても裏編みで目がねじれちゃって、どうしても直らなくて。スーパー編み物人の母に教えてもらったのにだめだった・・ということで「私は棒針編みはだめなんだ！」という苦手意識が強烈に残ってしまい、その後も一度も再チャレンジもせず。

でも最近ますますかぎ針編みにはまるにつれ、やっぱり棒針もできるようになりたいという望みが心の底からふつふつと。やっぱ編み物っていえば棒針っていうかー、かぎ針は小物編むにはいいけど、大物は棒針の方がいいし、編み地も棒針の方が好みだし。

ということで、サンノゼの毛糸屋さんでやってる初心者向け講座に急遽参加。土曜午後に2回×1時間半、合計3時間。教材本こみで60ドルとちょっとお高めだけど、こういうのは思い立ったが吉日！

で、とりあえず第1回行ってきたんたけど。恐れてた棒針編み・・・なんか拍子抜けするほどに簡単だった。なんで30年前にはあんなに苦労したのか？と不思議になるくらい。。



第1回は作り目、表編み、かぶせ編みまでだったんだけど、あんまりスイスイできちゃったので裏編みも教えてもらった。針を入れるところが表編みと逆なのでちょっととまどったけど、一瞬だけで、あとはふつうに編めた。網目もねじれなかった。というか、2〜3個ねじれたんだけど、直し方も教えてもらって直したら、その後はふつうに編んでも全然ねじれなかった。

あの長年の苦手意識はなんだったんだー？？

当時との大きな違いは、教材本のあるなしだったかも。当時は母の手元を見ながら教えてもらってたけど、今回はまず見本見せてもらって、その後教材本の図解を見ながらやって、正しくできてるかどうかを確認してもらう、という手順。やっぱり私ってマニュアル人間っていうか、本とか図を見ながら習うのが合ってるのかも。

家に帰ってきてからは復習のためにありあわせ糸でスウォッチを編みまくり中！かけ目とか減らし目とかも自己流でできるようになって模様編みにも挑戦！ふつうにちゃんと編めてる。というか、いったいどうやったら編み目ねじれるかの方がわからない。。かぎ針より時間かかるけど、とにかく憧れの棒針編みができて超嬉しいーー。

練習スウォッチはアクリルたわしに転用予定〜


第2回は、増やし目と減らし目も教えてくれるって。あと時間があったら他にもテクニック教えてくれるって。私としては糸の換え方と糸の始末の方法、それとはぎ合わせの仕方も教えてもらえたらいいな。そしたら憧れのセーターとか編めるようになるかな？？

それにしても、30年ものの苦手意識がするりと雲散霧消する瞬間っていうのが、なんかかなりのカタルシスだった。苦手！できない！と思いこんでることでも、やってみると、なんだ実は意外にできるじゃん自分！っていうのはいろんなことに当てはまるのかもなー、と思ったりしたのでした。