|
テーマ:アメリカで子育て(356)
カテゴリ:アメリカ学校生活
アメリカでは3月第1週が読書推進週間。特に3月2日は「Read Across America Day」という読書の日になってる。
なぜ3月2日かというと、アメリカで一番著名な絵本作家ドクター・スースのお誕生日だから。ドクタースース読まないで育ったアメリカ人はいないってくらいのメジャーな存在。 ドクタースースの絵本はキモカワな独特の絵柄と頭韻・脚韻を駆使しまくった読みやすく親しみやすい文が特徴。「Cat in the Hat」っていう赤白縞の帽子かぶった猫が一番知られてる(アニメ化もされてる)けど、他にも「Hop on Top」「One Fish, Two Fish, Red Fish, Blue Fish」「Green Eggs and Ham」「The Lorax」など、メジャー作品が目白押し。 ピコちんの学校も「Read Across America Day」をお祝いするとのことで、ピコちん曰く「家でCat in the Hatの帽子を作って学校に持っていくの」。ママ張り切ってお手伝いの出番です。 赤と白の布地買ってこようか?それとも色画用紙で作る?と聞いたら、普通の白いコピー紙にマーカーで色を塗って作りたいと言う。 じゃあと言うことで頭囲を測り、帽子の筒の部分を作るには紙が何枚必要かな?とか、トップクラウン部分の直径は何センチかな?とか簡単な算数も取り入れつつ、帽子の部品を用意し、家にあった赤い水性マーカーを総動員して塗り塗り、テープで筒にしてトップクラウンかぶせて、つばもテープでくっつけて完成です! 当日は残念ながら雨が降ってたので、帽子かぶって歩いて学校に行くのは無理じゃない?って言ったんだけど、ピコちんはそれでも帽子かぶって行く気満々。しょうがないので傘をささせて家を出たんだけど、帽子の高さがありすぎて傘でカバーしきれないし、雨粒で色が少し流れてしまってピコちん涙目。あまりにも想定の範囲内・・。結局私がバッグの中に用意してたビニール袋にそーっとしまって、学校についてからかぶって意気揚々と教室に入場しました。 その日の授業は保護者ボランティアのドクタースース本の読み聞かせで始まり。当日はたまたま私も算数ゲームのボランティアで一緒に教室に入ったんだけど、クラスメートたちは既製品の赤白帽子をかぶってる子が1人、他の子はみんな学校で作ったらしき帽子のお面をかぶってて、家で帽子を作ってきたのはピコちんだけだったみたい。お友達に「すごいね」「どうやって作ったの?」と取り囲まれてピコちんすっごく得意気にしてた。結局体育の時間と休み時間以外は1日中帽子をかぶって過ごしたみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.12.05 04:30:47
コメント(0) | コメントを書く
[アメリカ学校生活] カテゴリの最新記事
|