まいじー日記

ビジネススクールの15年目の同窓会に行って来た。うちの学校は、というかアメリカのたいていの学校は、５年毎に同窓会があるので、これで3回目。10年目の同窓会はすっかり忘れててハワイに行っちゃってたので、我が家は2回目の同窓会出席ってことになる。

というか15年目！ですよ！！私はBスクールのために渡米して、卒業後も数ヶ月だけ日本にいてまたこっちに舞い戻って来たので、つまりは私のアメリカ生活も17年！人生の1/3以上をアメリカで過ごしちゃったことになる。うわー、我ながらビビるわーー。

同窓会は、学校事務局主催の公式イベントとしては、土曜の昼間に同窓生カンファレンス（教授や卒業生の講演やディスカッション）、土曜夜にクラスソーシャル（卒業年度毎のカクテルパーティっぽいもの）、日曜昼にファミリーピクニック。他に金曜夜には非公式のドリンクパーティと有志でのクラスディナーもあった。

イベントのウェブサイトで参加者名簿チェックしたら、私たちの同級生は70人以上が公式イベントに参加登録してた。一学年240人なので、参加率約3割。卒業生は世界各地に散らばったことを考えるとかなりいい感じの出席率だと思う。

参加者の大半は卒業後も地元に残ったメンツだったけど、他州や海外から駆けつけたクラスメートももちろんいて、懐かしい友達とすっごい久しぶりに話せて嬉しかった。地元に残ってても、普段遊ぶのはごく限られた友達だから久しぶりの顔もたくさんだったりするし、卒業後遠くに越してった友達が実は数年前にこっちに戻ってて会社近かったり家が隣の市だって判明したり。これからはランチとか一緒に遊んだりとかできるー。

土曜のクラスソーシャルの会場は大学のフットボールスタジアムのクラブハウス最上階にて。うちの学校のスタジアムって、当時はお金のない学生が外の木に登って無料でフットボール試合観戦できちゃうくらいのぼろスタジアムだったんだけど、さすがに老朽化がひどくて最近大改装されてて、クラブハウスもほぼ新築のピカピカ。

会場のパーティルームも素敵で、しかも最上階だったので眺めが最高！バルコニーにでると、大学のキャンパスや時計塔、バークレーの街並みからサンフランシスコ湾、遠景にはサンフランシスコのスカイラインとゴールデンゲートブリッジも一望に見渡せました。





会場に入るなり懐かしい顔が揃ってて、そのまま15年を一気に飛び越えて「きゃー久しぶり！」って感じでいきなり盛り上がり、喧騒の中4時間喋りっぱなし。最後には声が嗄れた。

なんかみんなびっくりするくらい変わってなくて、不思議なくらい。まあビジネススクールって社会人何年かやってから来るので、在学当時には既に大人だからね（入学時の平均年齢はたぶん28歳くらい）。だから同じ15年といっても、高校の同窓会とかよりは見た目的にはあんまり変化がないのかなーと。

ちなみにうちの学年はクラスメート同士で結婚したカップルが6組もいる。私と相棒もそのうちの1組だけど。240人中で6組ってかなり成婚率の高い出会い方法だよねーと思った。そして同級生婚は同窓会への出席意欲もしっかり2倍になるのか、6組全員出席（1組はダンナの方が出張で奥さんだけだったけど）。

夜のカクテルパーティで大人な集まりだった土曜から、一転して日曜のピクニックはファミリーイベント。場所は大学構内、教職員クラブ前の芝生の上で。最初はちょっとお天気怪しかったんだけど、途中で陽がさしてきて、最後は絶好のピクニック日和になってた。

我が家もピコちん連れで参加。開始早々に着いたので、ピコはまだ誰も並んでなかったフェイスペインティングやラメタトゥー、バルーンアートなんかの子供向けアクティビティをコンプリート。私たちの友達が集まり始めてからは、大きなテントの下でランチ、その後は芝生の上にブランケットを広げてまったりお喋り。

クラスメートの子供達（初対面の子も、お馴染みの子も）と一緒に遊ぶピコちんをみて、なんかすっごい感慨深かった。在学当時一緒に夜中まで勉強したり遊んだりしてた友達が、それぞれの人生でキャリアとファミリー築いてて、いまはその子供達が一緒に遊んでるって、なんかすごく嬉しいなーって。





15年も経つともちろんいろんなことがあって、出世してる人、有名になった人、大小にかかわらず夢を実現した人、ささやかでも幸せに暮らしてる人、辛い経験をした人、冒険してる人、、それぞれが様々な年月を過ごしてる。まったくその後の消息がわからない人もけっこういるし、若くして小さな子供を遺して亡くなったクラスメートも1人いる。

同窓会って、なんか人生を振り返る機会でもあるというか。私はまあささやかでも幸せに暮らしてる人なので、自分の人生の一部になってくれた人や物事に感謝して生きていこう、と思ったりしたのでした。