まいじー日記

アメリカに住んでると知らない人とスモールトークする機会がけっこうある。通りすがりの人に「その服素敵ね」って声かけられて「ありがとうー。どこそこで買ったんだよー」って買い物話になったり、レジで隣に並んでる人が初めて見る食材買ってたら「それ何？どうやって食べるの？」って聞いて「私はこうやって料理するよー」って教えてもらったり。

で、最近よく思うのが、編み物してると声かけられる確率上がる、ということ。私は通勤電車の中とかピコちんの習い事の合間にカフェでとか、外で時間があると編み物することあるんだけど、そういう時ってけっこうな確率で知らない人から話しかけられるんだよねー。

ふつーに「何編んでるの？」とか「可愛い帽子ねー」とか「編み物できるっていいねー」とか声かけられることがほとんどだけど、意外に多いのが「僕のお母さんも僕が子供の頃よく編み物してたんだよー懐かしい！」という男性の声。不思議なのは女性で「お母さんが」って声かけてくる人はいないんだよねー。

他にも自分たちも編み物するというおばさま方に週一の編み物の集いへのお誘いいただいたり、お母様がけっこう有名な編み物の先生という若い男性からお母様のウェブサイトを教えてもらったり。

この前は、自分で編んだヨガマットバッグを横に置いて編み物してたら、黒いレザーのライダースジャケット着たお兄さんに「俺もヨガと編み物やるんだけどさー、そのバッグいいね。編み図どっかで見つけたの？それともデザインから自作？」って声かけられてちょっと話し込んでしまった。

いかにもオートバイ乗りっぽい強面のお兄さんだったんだけど、なんと6歳からかぎ針編みやってるんだそうで。私のヨガマットバッグ見て自分も編みたいと思ったけど、オートバイ移動だから、蓋がないと走ってるうちにマットがすっぽ抜けて飛んでっちゃいそうだし、しっかり体にくくりつけとかないと危ないから、やっぱり布帛でがっちり作った方がいいかな・・とか思案してた。

今思ったけど、強面のオートバイ乗りで手芸好きってまんま「湘南爆走族」だよねー。まあ髪の毛紫じゃなくて普通のお兄さんだったけどね。

なんで編み物してると話しかけられる確率上がるのか？って考えてみたけど、編み物してる人って穏やかそうというかお母さんっぽいというか、いい人そうに見えるのかな？話しかけても嫌な顔しなさそう？とか？それに、カフェで本読んでる人やスマホみてる人はいっぱいいるけど、編み物してる人はそこまで多くないので、編み物に関係ある人だったら親しみ感じて声かけたくなるのかも。

ちなみに私の手編みヨガバッグこれです。残り糸消費のために編み始めて（なので実は白っぽい部分は真っ白と生成、クリーム色の3色使用・・）、長さとか筒幅とかその都度ヨガマットに合わせて編み進める行き当たりばったり作品だったけど、我ながらけっこうよくできて毎週愛用してまっす！



しばらくアイリッシュレース（もどき）に熱中してたんだけど、レース編みって綺麗に編むには固い糸を強く引っ張るからけっこう手に負担がかかるんだよね。歳のせいで目も疲れるし、ちょっとヨガで痛めちゃった右肘への負担も気になったので、レース編みは一旦お休みにした。

編み物自体は手に負担のかからない程度に続けてて、最新作は車用のボックスティッシュケース。今までそのまま座席に転がしてて、箱が潰れたり、足元に落ちちゃったりして、不便＆不衛生だったので、運転席の後ろに下げておけるようにしてみた。



使った糸は「Caron Cotton Cakes」っていう綿xアクリル混紡のセルフストライピングヤーンの「Oasis Garden」という色。この糸すごく編みやすくて気に入ったし（綿100％の糸は固くて手に負担がかかるけど、アクリル入ってるので当たりが柔らかい）、色もシャーベットカラーでかわいい！強いて言えばもっと色の切り替えが頻繁に入ってる（ストライプの幅が狭い）方が小物編みにはいいんだけど、ブランケットとかはこのくらいの方がいいんだろうな。

今は同じ糸でベビー帽子を編んでみてる。赤ちゃん帽子にはちょっと厚手になるけど、ゴム編みと本体でちょうど色が切り替わったのでけっこうかわいいかもー。寄付用ベビー帽子はとりあえず数が溜まってきたので、そろそろまたフロリダの相棒の友達の病院に送ろうと思います。