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テーマ:アメリカで子育て(356)
カテゴリ:アメリカ学校生活
ピコちんの学校の新学年説明会に行ってきた。こちらの学校の保護者行事は仕事してる親でも出席できるように夕方に開催してくれるし、行事中はアフタースクールケアが特別に時間延長して子供達を預かっててくれるので、とても参加しやすい。ということで、我が家は相棒と揃って参加。
講堂で校長先生からの挨拶の後、各教室に分散して担任の先生からの説明を聞く形。3年生=高学年になったこともあり、担任の先生は児童の自主性を重んじつつけっこう厳しめに指導してくれるみたいで、指導方針もいちいちうなづく内容ばかり。親としてはかなり新学年楽しみです! 先生からのお話の中で印象に残っている点といえば、まず、自分の学習に自分で責任を持つこと。 例えば、課題が早く終わったら「次何すればいいの〜?」とぼーっと指示を待つんじゃなく「次はこれをやろう/やってもいいですか」とどんどん自分からチャレンジするとか、質問をするにしても「よくわかんない」って曖昧にじゃなく「この問題のここのところがこういう風にわからない」って具体的に訊くとか、宿題の締め切りや範囲を先生や親に思い出させてもらうんじゃなく自分から先生に確認するとか。 とにかく自分から積極的に学習に取り組むという姿勢は今後の子供達のいろんな面での成功の基盤になるはずなので、学校にもそれなりに慣れた3年生からは、そこのベース作りに注力していきます、というお話。素晴らしい! あと、これからは宿題や授業中に提出する課題に、ちゃんと提出したかだけじゃなくそれなりの質も求めていきます、っていうのも言ってた。本人や先生が後で読んでわかるように、丁寧な字で、ちゃんと文章で表現すること。殴り書きや走り書きは受け付けませんよ!ということで。 他にも、親へのリクエストとして、親が手を出すんじゃなく子供に自分でやらせてください、とか。どっかで聞いたような話だけど。 生徒たち自身が相談して決めた「教室のルール」 帰ってからピコちんに聞いたら、まだ新学年始まって1週間だけど、今までよりも先生ちょっと厳しいなって実感がもうあるみたいだった。例えば理科の実験とかは決まった手順に従ってやらないといけないし、レポートもちゃんと書かないといけないんだよーって。いやー先生、いいですね、ありがたいことです! その流れでピコちんにいろいろ最近の好きなことや学校の話も聞いたので、備忘録も兼ねてちょっと書いとく。 ピコちん的に好きな教科は、1位:リーディング、2位:算数、3位:アート、4位:ライティング、5位:サイエンス。サイエンスも別に嫌いなわけではなく、1(大嫌い)から10(大好き)の尺度でいえば7の「けっこう好き」、ただ他の科目の方がもっと好きなだけ、だそうです。嫌いな科目はないし学校大好き!だそうでマミーは一安心。 というのも、ベイエリアは裕福で高学歴な親が世界中から集まってる地域なので、公立の学校でもかなり勉強重視で競争が激しく、子供達にかかるプレッシャーも大きいんだよね。全国レベルで成績優秀な高校で生徒の自殺の急増が問題になったり、相棒の知り合いの家族も、つい最近、小学生の子供に学校でかかるストレスを理由に州外に引っ越して行ったしね。 そんな環境を横目に、純粋に「学校?楽しいよ!学校好き!友達いるし!本いっぱいあるし!体育あるし!算数好きだし!アフタースクールケアで遊べるし!」と目をキラキラさせているピコちんを見ると、親としては安心します。ほんと、子供が子供らしく過ごせる期間は限られてるからねー。ピコちんが充実した今を満喫してくれたら、それに勝る宝物はないと思うの。 ちなみにピコちんの好きな趣味ランキングは、1位:読書、かなり差が開いた2位がお絵かき含むアートだそうです。「前はアートが一番だったけど、今は読書なの」だそうで、そういえば最近家で絵を描いてるところを見かけません。前は1日に何十枚も傑作を生み出していたんだけどね。 スポーツは?自転車は趣味じゃないの?と聞いたら、スポーツは運動なので趣味とは違うんだとか。でもスポーツと趣味の好き度を比較すると、自転車は読書より「ちょっともっと」好きかも、だそうです。バスケットボールと読書だったら読書の方が好きなんだって。つまり自転車がナンバーワン、さすが我が家の自転車王子の面目躍如。 自分ランキングだけじゃなく、学校の人間関係のことも話してくれた。例えばピコちん分析による「学年の頭いいランキング」。ちなみに自分は4番目だそう。4位って強気なのか弱気なのか微妙なラインだよねー。ピコちんが自分より頭いいとして挙げた3人は、確かにたまにボランティアする程度の私でも頭いいなーと思うような子達だけど、そう言うピコちんも全然負けてないと思うけどね。 あと、誰が一番人気があるかって話もしてたんだけど、ピコちんの仲良い友達の一人が「一番人気がある」んだそう。ピコちん自身は「中くらいの人気」と自己評価。なかなか興味深い。 それにしても、かなり人間関係には無邪気かつ我が道を行くタイプなピコちんだけど、周囲の人間関係を観察して分析するくらいには成長したんだなーと思うと、ちょっと感慨深いです。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.25 03:07:30
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