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カテゴリ:アメリカ日常生活
きっかけは、相棒が「土曜に隣町の「こみゅにてぃばーん」で「ほーだうん」があるから夕方行ってみようよー」と言ってきたこと。 相棒は最近ローカル紙の契約フォトグラファーみたいな感じでイベントの写真とか撮ったりしてるので、地元イベントの情報がけっこう入ってくるんだよね。 最初は「コミュニティバーン」って何?「ホーダウン」って何?って感じだったんだけど、要は「コミュニティバーン」っていうのは町営乗馬クラブで、「ホーダウン(Hoedown)」っていうのは「カントリー系の活発なスクエアダンス」のことらしく、要は乗馬クラブのファンドレイザー兼PRでカントリーのイベントやるから来てね!ってことらしい。 イベントは午後3時から8時までということで、ピコちんの土曜のルーティーン(日本語教室→スイミング)の後に行ってみた。 場所は丘の上のロスアルトスヒルズの町営乗馬クラブ「ウェストウィンド・コミュニティ・バーン」。大きな厩舎と放牧場、競技用の馬場がいくつかあり、共有の馬が何頭も飼育されている。ここの隣には「バイルン・リザーブ」という野原の保護区があって、そっちにはハイキングその他で何回も来たことあるけど、乗馬クラブは初めて。 時間がやや遅めだったこともあって、クラフト体験(裂織り、クロススティッチ、石鹸づくりなど)や乗馬ショーなんかのメイン出し物は終わっちゃってたんだけど、解放された厩舎の中を歩いて馬さんに挨拶したり、囲いに出てきてた豚さんの背中撫でさせてもらったり(黒くて硬い毛はさすがブラシになるくらい)、楽しかった。 厩舎横の作業場は丸テーブルと椅子がたくさん設えられたダイニングゾーン。パッチワークキルトのテーブルクロスやたくさん活けられた花が、カントリーなお祭りの雰囲気を盛り上げている。 BBQのフードトラックが来てて、食べ物はそこでオーダー。飲み物はグラスを購入すると生ビールとワイン2種(ソーヴィニヨンブランとシャルドネ)をお代わり自由。 空いてるテーブルに座ってご飯食べ始めたら(BBQブリスケットが絶品・・!)、ちょうどカントリーミュージックのバンド演奏も始まった。いわゆるブルーグラスっていうジャンルだそうで、サイドサドル&カンパニーという地元のグループ。バイオリン(フィドル)、バンジョー、ウッドベース、ギター、マンドリンの5人組。音楽に合わせて年配のカップルが踊ってたり、子供達が手を繋いでぐるぐる回ったりしてて微笑ましかった。 乗馬しない私たちはなかなか乗馬クラブに来ることもないし、乗馬カルチャーとかカントリー文化にもあんまり馴染みないので、なかなか物珍しくて楽しかった。ベイエリアの多様性っていうと、ヒスパニックとかインド・中国・ベトナムなんかのアジアとかの移民系に目が行きがちだけど、当たり前のことながらアメリカ国内の他の地域のカルチャーもベイエリアの多様性を形作ってるんだよねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.11 14:55:42
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