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テーマ:アメリカで子育て(356)
カテゴリ:アメリカ学校生活
ピコちんの学区では毎年10月上旬に保護者面談があるんだけど、3年生になった今年からは親と先生だけじゃなくて子供本人も入っての3者面談になった。
本人が事前に自己申告した学業および行動面の「よくできるところ」と「もっとがんばるところ」のリストを元にお話。もっとがんばるところについては、何が問題か、本人ができる改善策、先生や親ができるサポートまでを記録に残す。 ピコちんはお勉強面ではほぼ問題なし。スペイン語も英語も算数も理科もよくできる、特に理科の実験レポートは他の子のお手本になるレベル、とお褒めをいただいてピコちん嬉しそう。自己評価で「もっとがんばる」の社会科も、隣の席の子との資料の共有がうまく連携できてないだけみたいで、これからは余分の資料を一人で使っていいと先生に言ってもらえたので安心。 問題は行動面で、なんといっても「集中力」の維持が最大の課題。家でもご飯食べるのから何からすぐに気が散るので、親の私たちもいつも「よそ見しない」「集中して」ってよく声かけてるので、まさにやっぱりそうですよねーーって感じ。なのに本人は最初「よくできる」って自己評価してたんだよねー。まだまだ自分の客観視はできていないようですな、、 先生から「あなたはいろんなことをよくできるけど、集中力は違うと思うわ。どっちかっていうともっとがんばるところだと思う」と優しくご指摘されて、本人も納得。「もっとがんばるところ」として解決策を話し合う。 ピコちんによれば、周りの子が話してるとそっちに気を取られて集中できないんだという。ピコちんの教室では必要に応じて教室内の別の場所に移ってもいいルールなので、自分を学習しやすい環境に置くことは本人の責任の範囲内。 ということで、本人ができる改善策としては、友達に「いまこれやってるから話しかけないでね」って言うことや教室内移動を含めて自分が集中しやすい環境を自分で整えること。先生はピコが作業しにくそうにしてたら「あっちに移動してもいいのよ」と声かけしてくれること、親は家でピコちんが集中しなきゃいけない場面で集中するように呼びかけること、で合意。 あと、ピコの学校はスペイン語イマージョンなんだけど、友達同士のお喋りはやっぱり英語になっちゃうことが多い。スペイン語の時間でも英語で話しちゃうことも多くて、ピコちんもその一人ということで、スペイン語の時間にはスペイン語オンリーを徹底することも約束した。 約束はちゃんと記録に残して、あとで生徒たちがちゃんと守れないことがあったら「先生や親とどんな約束したかな?自分で約束したことは守らないとね?」ってリマインダーに使うみたい。 ピコちんの学校では新学年から「自己責任での学習」を全面に打ち出してて、面談のフォーマットも内容もそれに沿った内容になってると思った。勉強って自分のためにやることだし、自分でモチベーション持ってやらないと身につかない。それに学びに対する姿勢や自分なりの方法ってこれからの人生のベースになることだし。ピコちんはいい指導をしてもらってるなーと相棒共々満足したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.25 03:06:54
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