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まいじー日記

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2019.02.13
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カテゴリ:アメリカ日常生活
日本のいわゆる喫茶店でマスターが1杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーがブルーボトルコーヒーに影響を与えたっていうのは有名な話だけど、私が美味しいと思うコーヒーの原点もやっぱり日本の喫茶店のコーヒーだと思う。カップ&ソーサーで供される、深く澄んだ色の香り高いコーヒー。

日本の喫茶店のコーヒー銘柄の定番って「ブルーマウンテン」「キリマンジャロ」「マンデリン」「モカマタリ」あたりだったよね?喫茶店のコーヒーって当時でも1杯500円とかで学生や社会人なりたての身にはけっこう贅沢で、しかもブルマンは飛び抜けてお値段高めなことが多くて、自分はいつもモカマタリ頼んでた、ような覚えがあって。

(そういえば「幻の豆トアルコトラジャ」っていうのもあったなー、と思って今調べたら、日本のKEY COFFEEが復活・再生させた豆らしいですね。日本に帰省したら飲みに行こーと思ったけど、なんと群馬県にはトアルコトラジャ飲める喫茶店は皆無らしい・・。栃木にも1軒はあるのに!しっかりしてよ群馬県〜。)

それはともかく、最近ちょっとコーヒーに凝るようになってから、あの記憶に残る香り高い美味しいコーヒーをまた飲みたい!と思ってモカマタリの豆を探してたんだよね。

でも米国では地理的な位置関係からかグアテマラ、コスタリカ、ブラジルとかの中南米の豆が大半で、アジアやアフリカの豆があんまりないの。しかも、モカマタリってイエメンの豆で、イエメンは今は内戦でコーヒー産出量が激減してるらしくて、なかなか手に入りにくいらしいんだよね。

しかし!とうとうイエメン産の豆を売ってるロースターを発見しちゃったー!しかも地元で。たまたま外でランチした時に、レストランの向かいにロースターがあって、メニューに「イエメン」の文字が!

ここのロースターがまたなかなか素敵で、表店のオフィス?の横の人一人しか通れないような路地を入っていくと、裏庭がカフェになってるの!自分とこで焙煎した豆のポアオーバー(ハンドドリップ)はもちろん、エスプレッソ系ドリンクやものすごい種類の紅茶、軽食もやってるみたい。

路地を入って行くと、、


本当に裏庭。気取らない感じがとってもいい!


お茶も種類がたくさん


さっそくイエメン+タンザニアブレンドのポアオーバーを注文。やっぱり香りがよい。そして念願のイエメンのライトミディアムローストをとうとう買っちゃったーーーー。

ステンレスフィルターでポアオーバー。むくむくの泡が新鮮さを語っている!


イエメンのライトミディアムロースト〜



そして翌日、満を持して、試行錯誤を経て今のところ一番成功率の高い方法で、丁寧に淹れてみたわけです。もうねー、豆を挽いてる時からいい香りがして、お湯を注いだらさらにふわりと華やかな香りが広がって、食卓にいた相棒までが「いい香りするねー」とコメントしたほど。

淹れたコーヒーを飲んだら、やっぱり香りが素晴らしい。苦味もない。でもでも、酸っぱい・・(私は酸っぱいコーヒーが苦手)。えぐい酸味じゃないから飲めるけど、でも酸味が存在を主張してる感じ。。

で、モカマタリをネットでもっとよく調べてみたら「花のような独特の香りと爽やかな酸味が特徴」って書いてあった!えー、 私の憧れの喫茶店コーヒーは酸っぱかった覚えはないんだけどーーーーー。

ということで、せっかく見つけた憧れのモカマタリだったけど、ちょっとイメージしてたのと違いました。香りは本当に素敵で、朝の一杯で午前中ずっと幸せでいられるくらいなんだけどねー。

もしかしたら私が日本の喫茶店でよく飲んでたのはモカマタリじゃなくてマンデリンだったのかもなー。ということで次はマンデリンまたはスマトラの豆を探そうと思いまっす。

もちろん今ある豆飲んでからだけどね。とりあえずモカマタリの香りは本当に最高なので、家にあるジネリック(コーヒークラブじゃないやつ)のコナコーヒーと半々にブレンドしてみたら、酸味が中和されてとっても美味しく飲めるようになったし!

「君ももうすっかりコーヒー「愛好家」(今日の英単語「connoisseur」)だねー」「あのコーヒー農園の訪問、ずいぶん高くついたよねー」と相棒に呆れられ&笑われておりますが。「いやいや人生の転機って言ってよ、おかげで生活がますます豊かになるじゃん!」と反論いたしております。

彼が冗談半分で揶揄するのは、手動で挽くようになって以来ますます、私が基本的に自分の分しかコーヒー淹れないせいもあるかもしれん。だって1回分の豆挽いてコーヒー淹れて、を2人分やる時間を平日朝に捻出するのはけっこう厳しいんだよね。我が家では私がメインの外貨獲得担当で決まった時間にオフィスに出勤するんだから、相棒はやりたきゃ自分でやってくれって話なわけよ。さすがに週末とかバレンタインデーとか新しい豆開けた時とかには「飲む?」って聞いて淹れてあげるけどね。

ところで私が今ものすごく欲しいのが、コスタリカのコーヒーメーカー「Chorreador」。木製のスタンドにネルフィルターをセットして淹れるやつなんだけど、めっちゃ欲しい!Amazonでも売ってるんだけど45ドルとかするし(現地で買うと当然もっと安いらしい)。ネルフィルターは実は既に買っちゃったのがあるので、スタンドだけなら自分で作れそうなんだよね。。欲しい・・。





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最終更新日  2019.02.21 03:55:56
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