まいじー日記

いつものことながらピコの日曜日は自転車に明け暮れております。ということで今日も先々週のマンザニータに続くCX＋BMXのかけもち。ただ今回のBMXは、レースじゃなくてマウンテンバイクでパンプトラック攻略。

いつもなら相棒とピコだけで出かけて私はお留守番を決め込むところだけど、一応ピコのお誕生日週末ということで私も応援に行きました。

まずはリバモア・シクロクロスへ。ラス・ポシタス・カレッジというコミカレ（地域短大）が会場で、キャンパス外縁部の広大な荒地を活用したコースは、舗装部分が少なくてほとんどダート、しかも搗き固められてなくてなんかフカフカしてる更に難易度高めなダート。ものすごく長い登りとか、それより短いけどきつい登り、オフキャンバーのトラバースとダウンヒルなど、かなりテクニカル。

シクロクロスでは一番年齢低いカテゴリーは10-14歳ジュニアなので、ピコは飛び級しての参戦。この年頃の1歳ってすごく大きいので、最大5歳も年上の子達と競うのはまだ9歳ホヤホヤのピコには不利なんだけど、持ち前の負けん気と相棒直伝のスキルで互角に戦ってた。

私はオフキャンバーのトラバースでも観戦してたんだけど、大人でもバランス崩して山側の足をつきながら進んでるようなところ、ピコちんは確実にペダルから足を離さずに漕いでいて、かなり感心した。

自転車押して登る坂なんかのパワーがモノをいうようなセクションではちょっと苦戦してたし、最後の方はスタミナ切れかスピードがっくり落ちてたけど、年齢上がって身体ができてくればそういうところもカバーできると思う。

オフキャンバーのトラバースにて。先頭がピコ、二番目と三番目は足をついている


シクロクロスにはつきもののバリア。ジュニアも大人と同じ高さ


レース終わってみれば、ピコは14人中6位という成績。アンダーエイジで上位半分っていうのはかなりの快挙。すごいぞピコちん！

そして輪をかけてすごいのは、ピコちんのBMXチームメイトでCXにも力を入れているSくん＠ピコと同い歳。最初の周回でのメカニカルトラブル（チェーンが内側に巻き込まれて動かなくなったので代わりの自転車に乗り換えた）でだいぶ遅れたにも関わらず、怒涛の走りで追いつき追い越し、5位でフィニッシュ。メカニカルなかったら表彰台もいけてたかも。

ピコも凄いんだけど、Sくんはほんと次元が違うというか圧倒的な強さなのよね。相棒はよく「超すごい（something else）」「異世界（otherworldly）」って表現するんだけど。BMXではクルーザー州1位とか世界選手権に米国代表で出場とかとにかく凄いし、シクロクロスでもパワーが炸裂してるんだよね。

なんかね、ピコがますます本格的にレースに熱中するにつれ、突出したアスリートな子たちを身近に目にする機会も増えて、ピコの凄さが相対化される感覚がある。学校のお友達とかの平均的な同年代の子たちの中ではピコはかなりスポーツ面で能力的にも意気込み的にも凄いんだけど、驚異的なレベルでもっと凄い子もいるよね、的な。まあある意味、親子共々、井の中の蛙にならずに済んでて、更なる精進のためにはよいことかと。

それにしても、Sくんもピコも、年齢以下でこのパフォーマンス。あと2年もしたら、Sくんとピコでこの辺のジュニアの部を支配できそうだよねってSくんパパと話してた。2年でトップ制覇できたら、2-3年の長期王朝も可能かも？？（親ばかの夢は大きく・・）

相棒はカテゴリーBに出場して45歳以上の部で優勝。こんなにシーズン早々に勝てたのは久しぶりかも！と喜んでた。特にメアアイランドで大差で負けた相手に勝てたのが嬉しかったみたい。舗装部分が多くてパワーコースだったメアアイランドに比べ、リバモアは技術がスピードを左右するコースだったのが勝因だそうで、コースが合うかどうかってやっぱり重要なんだね。

表彰台ガールならぬ表彰台ボーイと共に


シクロクロスの後はプレザントンのBMXパークに移動（車で15分）。ピコのBMXホームトラックでの顔馴染みがいたので、さっそくパンプトラックを走り回るSくんとピコ（いやー子供は元気だのー）を見守りながらお喋り。顔馴染みさんはここのパークの管理人さんでした。

前回来た時は真冬だったのであんまり人いなかったけど、今回は地元キッズや若者たちがたくさん縦横無尽にトラックを走り回って＆跳びまくっていて、すっごい上手い子とかもいて見るのも楽しかった。これだけたくさんの人が日曜に自転車乗りに出かけてくるっていうのがとってもいいよね。こーいうパンプトラック、うちのすぐ近くにもあるといいのになー。一番近いのでもサンノゼだから「気軽に30分」みたいな感じでは行けないんだよねー。