まいじー日記

なんと16連休の今年のホリデー休暇。初日の今日は「ベイエリアの男性シクロクロサーにとって避けては通れない成長の関門」（by 相棒）であるアングラ（仮装）シクロクロスレース「dfl」に相棒とピコが参戦。

アングラ＝届出なしの非公式レースなので、おおっぴらな告知は一切なく、マーケティングは口コミのみ。普通に参加するなら参加費10ドルのところ、仮装またはクロスドレス（男性なら女装、女性なら男装）すれば5ドルオフということで、思い思いの装いを凝らしたレーサーが集まる名物レース。なんと今年で25年目なんだそうで。

朝指定された秘密の場所に行ってみると、けっこうな人数が集まってた。半分くらいが仮装orクロスドレッサーって感じ。相棒とピコももちろんドレスアップ（前日にグッドウィルで古着を物色してくるほどの気合の入りよう）。相棒はスパンコール付きの超ミニドレス、ピコちんはアメリカンスーパーヒーローなケープ付き上下。



サイコーだったのは相棒の友人クリフで、娘さんの高校ダンスチーム時代のコスチューム（鮮やかなサーモンピンクのスパンコール付きミニドレス）でキメて来た！他にも、ショッキングピンクのレトロなスカートスーツを着込んだナイスミドル男性、、真っ赤なミニドレスの巨乳男性（しっかり胸パッド）、花柄タイツ男、ラメ入りカーデ男、などなど、多士済々。。

スパンコール＋ヒゲ二連発・・


この格好でそのままホントにレースしてた


花柄タイツ男＝本日の優勝者（あれ、準優勝だったかも？とりあえず上位）


最近ベイエリアのシクロクロスシーンは、レースがシリーズから単発になったり、事前登録が少ないからってキャンセルされたり、ちょっと盛り上がりに欠ける感じなんだけど、こういうイベントに人が集まる間はまだまだ大丈夫って安心できるかも。

レースは「レモン・スタート（LeMond Start）」で開始。レモン・スタートっていうのは自転車をコース上に置いて、レーサーはそこから一定距離（だいたい20メートルくらいとか？）下がったところに設置されたスタートラインから走って自分の自転車までたどり着き、そこから自転車に乗って走る、というスタート。出だし混乱するので観戦側はおもしろい。グレッグ・レモンが好きだったスタート形式なのかな？

コースはダートロード＋シングルトラックが主で一部舗装。ランナップの地面も前日の雨でいい感じに泥だらけで、タイヤを取られて登りきれないレーサーが続出。障害物の倒木を自転車で乗り越えて魅せてくれるレーサーもいたりして観戦楽しかった！

絶賛風邪ひき中の相棒も周回抜かれもせず中盤でレースを終えて、体調を考えればオーライ。ピコの方はかなりの大健闘。中学生以下の子供の参加者はピコ一人だったんだけど、ビリどころか最後尾グループですらなくて、マミーは感心したよ。応援にも力が入った！

レース後はピザ＆ポットラックパーティ。ピザがドミノとかピザハットとかのチェーンじゃなくてしっかりしたピザ屋さんのグルメなピザで美味しかった！さすが都会のレース、郊外とはやっぱ違うわ〜。

ちなみにレースシリーズ名の「dfl」っていうのはレーサー用語で「dead 四文字ワード last」の略で、つまり「どんじり」「ビリッケツ」ってな意味です。なんでそういう名前つけたのか知らないけど、でもなんかいかにもアングラレースらしいネーミングな気もする。