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テーマ:新型コロナワクチン(874)
カテゴリ:アメリカ日常生活
コロナウィルスのパンデミックが始まって19ヶ月。中国からヨーロッパ、そしてアメリカに広がってきて爆発したこのパンデミック。今週、全米でのコロナウィルスによる死亡者が66万3000人を超え、人口約3億3270万人のこのアメリカで、500人に1人がコロナウィルスで亡くなったことになるそうです。
こんな状況だというのに、それぞれの郡や市がマスク必須を条例化しようとするのを州レベルで違法にする州があったり(逆じゃないんだよ!)、レストランやイベントでワクチン接種証明または陰性証明を求められて係員に暴行する事件が相次いだり、信じられないようなことが起きてるのがアメリカなのですが。 現時点でカリフォルニアは全米で一番コロナ感染率の低い州になっています。カリフォルニアの感染率は10万人中の陽性が94件で、今100人以下なのはカリフォルニアだけらしい(テキサス州なんて386件だとか)。 他州よりも厳格な在宅勧告やビジネス制限、マスク必須の徹底、ワクチン接種の推進など、反発もあったし、そのせいで州知事リコール騒動も起きたりしたけど(今月の投票で無事リコール回避されました)、これってニューサム知事のリーダーシップの大きな成果だと思います。 中でも抑制効果が高いのはやっぱりワクチン接種だそうで、カリフォルニアは州全体でも対象人口のほぼ7割近くがワクチンフル接種済(2回打ってから2週間経過)だそう。一般的に都市部の方がワクチン接種率高いので、サンフランシスコベイエリアは州平均より更に接種率高くて、うちの郡は83%だし、マリン郡やサンマテオ郡では9割を超えてきました。 カリフォルニア州のワクチンスタッツサイト サンマテオ郡はともかく、マリン郡が9割超えなのは実はちょっとびっくりした。というのも、マリン郡はベリエリアの中でも白人率高いところなんだけど、うちの郡のワクチン統計サイトの人種別ワクチン接種率では白人は7割しか接種してなかったから。 見てわかる通りアジア系は摂取率95%越えで郡の高いワクチン接種率を牽引してた。アジア人と白人ってどっちも比較的裕福だし情報強者でもあるので、てっきり同じようなワクチン接種率だと思ってたので、この結果見てちょっと驚いたんだよね。なんでうちの郡の白人は接種率低いのか、あとなんでマリン郡ではそーじゃないのか、不思議だ。 ヒスパニックとアフリカンアメリカンも約7割に留まってるんだけど、これは情報アクセスの問題(接種の予約とかどこで受けられるか調べるとかネットがないと難しかったり)や接種資格への不安(米国滞在資格に問題があったり、無保険でもOKなのが知られてなかったり)などいろんな要素が影響してることは理解できる。アフリカンアメリカンだと歴史的経緯から政府や権威からの方針を疑問視する傾向が強かったり。 まあ、とにかくこの辺りは今現在全米で一番安心できる場所ってことで、引き続き自分と家族と公共の安全と福祉を第一優先にして生活していきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.29 03:55:30
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