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まいじー日記

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2022.07.09
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テーマ:ジャズ(201)
カテゴリ:音楽


我が家の王子様ピコちん(11歳・中学1年生)は、ミドルスクールの選択授業で「吹奏楽初級」を選択して、サキソフォンをやっています。1年でけっこう吹けるようになって、スプリングコンサートでは私たちも勇姿をみることができました(ウィンターコンサートは口の中の大怪我から回復中だったのでサックスじゃなくパーカッションで参加)。来年はステップアップして中級バンドに入る予定で今から楽しみです。

せっかくサックス楽しい!っていってるピコちんを応援するために、サックス関連のサマーキャンプを探してたところ、スタンフォード大学の音楽学部のジャズプログラムが中高生向けのキャンプを提供してるのを発見。早速申し込みました。オーディションはなかったけど、オンラインでプレイスメント面談(グループ分けの参考にするため実技の披露)もあり、わくわくの参加です。いやー相棒両親がピコちんに楽器買ってくれててよかった!(学校の楽器借りてたら夏休みの間は使えなかったかもしれないもんね)

サマーキャンプの会場はスタンフォード大学の中心部にある音楽学部の建物。学生センター?学食?の向かいにあって、送迎してるだけの私でもなんか大学生活が懐かしくなるようなロケーションでした。ここのカフェとか中庭とかでは学期中はジャズのライブとかもよく行われてるらしい。

このキャンプ、毎日の時間割は、午前中は楽器毎のレッスンとコンボ(小規模グループ)の練習、昼にランチ休憩と教授陣による日替わりミニコンサート、午後にビッグバンドの練習、と、とても濃密でレベルの高いプログラムだったそうです。スタンフォードの音楽学部ってけっこう高いレベルにあるみたいで、ジャズプログラムの教授陣も充実してて、そんなメンバーから教えを受けパフォーマンスを近くで聴けるって、すっごい贅沢だよねー!実ははるばるロサンゼルスとかから参加してる子もいたそうで、そんな素敵なプログラムに家から車で15分って、しみじみやっぱり今私たちが住んでるところって恵まれてるっていうか、だから家が高いんだよねーって諦めの境地っていうか。。

で、キャンプの最終日には「ショーケース・パフォーマンス」ということでコンサート(というか発表会)がありました!音楽学部の横にある立派な講堂ディンケルスピール・オーデトリアムにて。せっかくなので、スタンフォード大学のお隣のシニアホームに在住の相棒親戚ダイアナおばさん@ジャズ好きをお誘いして意気込んで参加です!

ピコちんは、コンボで2曲、ビッグバンドで2曲を演奏。コンボって基本はピアノ、ベース、トランペット、サックス、ドラムって感じだと思うんだけど、ピコちんのコンボにはギターとトロンボーン、それに珍しくチェロ奏者もいて、コンボにしては人数多め?な編成。

コンボの1曲目「St. Thomas」はサックスのソロで始まるという責任重大な曲で、、残念ながらちょっと出だしは失敗してしまったのだけど(まあ聴いてる方は言われなきゃわかんないんだけどね、私はピコが練習してるの聴いてたので気づいちゃったけど・・)、その後は落ち着いて演奏できました。一応「即興ソロ」もちゃんと演奏してたし。2曲目はなんとレッドツェッペリンの「Houses of Holy」で、冒険心のある選曲(先生の好みっぽい)。なかなかおもしろかったです。

ビデオからのキャプチャーなので粗い写真ですが


コンボが10グループの後はビッグバンド2つが演奏。ピコちん所属バンドの演目は「Trumpets Up Front」と「Not My Problem」。こちらも各自のソロがちゃんとあってピコちんもカッコよく演奏してました!マミー感激!

こっちもビデオからのキャプチャー


他のコンボにはピアノだけのグループとかもあって、あと指導する先生の個性もあるのか、それぞれ違ってて興味深かった。あと、ジャズのコンボはブラスバンドと違って各パート1人ずつでソロもあるので、それぞれの演者の演奏が(よくも悪くも)きっちり聴こえるのもおもしろい。演者のレベルは幅があって、まあでも学年上の子はやっぱり総じて上手だよねって感じだったんだけど、1人まだ見るからに下級生っぽいのにものすごいピアニストの子がいました。なんかちゃんと自分の音楽を演奏してるっていうか、「発表会」じゃなくて「演奏会」だったっていうか、1人だけ違うレベルだった。おばちゃん感動したよ!

全ての演奏の後は、特に優秀だった参加者数人が表彰を受けて(上級生中心で、あのすごいピアニストの子は選ばれてなかったのがちょっと残念)、ディレクターが締めのスピーチをして終了。いやー、楽しかったです。ジャズって素敵!

ピコちんはサックス奏者の先生にコンボもビッグバンドも指導してもらったそうで、つまり1週間ずーーっと同じ先生にご指導いただいてたということで、終了後にピコちんに紹介してもらってご挨拶させていただいた。サンフランシスコ音楽院を卒業したばかりの新鋭ジャズマンさんです。ピコちんのことを「がんばって練習してて将来有望な若手ミュージシャンですよ、あっと僕もまだ若手ですけど!僕は優秀賞に推薦したかったんだけどできなくてごめんね!」と言っていただきました。演奏活動もされてるそうなので情報追っかけるためにインスタでフォロー。そういう繋がりができるのも嬉しい💓

Skyler Nolan先生


発表会の後は大学隣接のスタンフォードショッピングセンター内の「パシフィックキャッチ」でディナー。ご褒美&お疲れ様ということでダイアナおばさんがご馳走してくれました。すごく久しぶりにダイアナおばさんともお話しできたし、とってもいい一日でした。ピコちんありがとう&ダイアナおばさんご馳走様でした!

スタンフォード・ジャズは今年で50周年だそうで、夏中いろんなコンサートが目白押し。サマーキャンプ参加者はチケット割引してもらえるそうなので、時間が合うものにぜひ行ってみたいと思ってます。ピコちんの感性にとってもいい刺激になると思うし。ピコは既に「来年もぜひ参加したい」と意欲的。その熱意を学年始まってからも持ち続けて吹奏楽の授業で&自主練もがんばってください。自主練用にソングブックも買ったことですし。






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最終更新日  2023.07.11 05:21:12
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