本当の話だ。
友人、家族に話したけれどみんなが口を揃えて「ほんとぉー?!」と言った。これは、本当に本当のお話だ。日記に書こうと思って忘れてた。昨年、夏。汗ばむ夕暮れ。わおんと散歩中のこと。診察券とおぼしき白いラミネートパウチされた白いカードを見つける。拾う。裏返しだったので、ひっくり返す。診察券だと思ってた。名前を見て届けねばと思ってた。…が、違ってた。写真だった。キャッシュカードサイズにカットされ、ご丁寧にラミネートされた写真。そこに写っていたもの。彼女や、彼氏などという甘いものではない。嘘だ!と、言わないで欲しい。本当なのだ…そこに写っていた光景。無人の男子トイレ。いや、笑えない。今、あなたは笑っただろう。しかし、あの写真を見たらきっと笑えない。学校?病院?細長い男性用の便器がいくつか規則正しく並び壁は古びたタイル。床もそう。冷たいかんじが伝わるようなタイル。けして明るい日差し差し込む…といったかんじでもなく。私は咄嗟に思った。やばい。今すぐ、この写真を捨てなければ。もし、もう一度じいっと見渡したら、この世のものでないものが見えてきそうなそんなやばい気がして背筋が寒くなった。裏返して、そっと道の端に置いた。もう誰も見ませんように、とか思った。まじで、気持ち悪かった。(;▽;)誰が何のために、男子便所(トイレというより便所、がふさわしい)の写真をラミネート加工して持ち歩いているのだ?…ほんとう~?!って、思ったでしょ?(;◇;)本当なの。本当なんだからっ。思い出しただけで泣きそうだ。怖い!!奇妙な話題の日記で申し訳ない。さっき急に思い出したのだった。(苦笑)