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みーちぇのつれづれ

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2005.11.09
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カテゴリ:子育て支援

「人口減少に勝つ企業」というタイトルにひかれて
週間エコノミストを購入しみました。

パラパラと電車の中で読んでいると
富士通総研主任研究員の渥美さんの記事
「仕事と育児を両立できる企業が売り上げを伸ばしている」がありました。

記事では、


調査をしたスウェーデンの企業の経営者に

「育児支援策をコストと考えたことはないか」と尋ねると

「コストではない。投資だ
しかも、ハイリターンが約束されている投資だ。」
「経験豊富な女性の多くが辞めてしまうほうがずっと
大きなコストではないか。
日本の優秀な経営者がどうしてそんなことに気がつかないのか

という辛辣な言葉が返ってきた。


とありました。

日本では、いまだに長時間(しかも、仕事をしているふりをしている
営業マンとか、早く帰ってくると、帰ってくるなという上司がいるとか)
働くこと=優秀というのがいまだに残っている気がします。
もちろん、裁量労働で成果主義で、実績があればという会社もありますが。
週に60時間以上働く割合が年々増えていて、生産性は落ちているだろうし
いまはメンタルヘルスの問題もすごく多い。

コストではなく、投資。
スウェーデンでは実際に育児休業の給付に企業が割り増ししないと、優秀な人材は
転職していまう恐れがあるとか。
(給付率8割もなのに)
日本は、育休中が3割。復帰後に1割。
男性が取得するには、もし奥さんが専業主婦であれば、育休中を
3割の給付で生活しなければならない。
10が3になるというのは、かなり生活が厳しいし、これも取得が進まない
要因じゃないかと思う。

支援に積極的な企業独自の割り増ししたり、子どもが誕生するごとに
数十万とか、そういう制度もあるけれど、全体としてはごく一部。

おそらく、いまの雇用保険の財源では、失業給付と一緒なので
これ以上増やすのは難しいのかも。

記事では、育児支援に積極的な企業が売り上げを伸ばしている
ということで、企業例があげられています。

コスト=損な事
投資 =リターンのためのもので、損ではない
というイメージが私にはあるのですが、スウェーデンから見たら
日本は何をやってるんだとよと、うつるのかもしれません。






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最終更新日  2005.11.09 23:11:24
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