カテゴリ:本
今日は、この本を読んでます。 生活経済学を専門とする著者の本です。 まだ、途中ですが、はじめにから 人間の生存と生活にとって、経済活動はなくてはならないものだが、 経済ための人間生活になったとき、社会は方向感覚を失い内部から崩壊する。 アメリカ型グローバリゼーションの中で勝ち残ることが国家戦略になり、 その戦略にそって労働も教育も再編成されつつある。人間らしい 平和と福祉を望む声は、肩身のせまい願望になった。 しかし、人間性を押しつぶし、格差を広げる競争万能社会に対抗して 「もうひとつの世界は可能だ」という市民の声が、いま世界に満ちあふれ つつあるのもたしかだ。 これまでの成長型経済と、その枠組みのうえに癒着した財界と政治と 官僚制しか思い描けなかった私たちは、その破綻の結末を目の前にみて、 今度こそ、人間にとって真に豊かでいきいきとした社会をつくりたいと 思うのだ。 どうやって、持続可能で真に豊かな社会をつくっていくか、 誰かに作ってもらうのも待つのでもなく、 どうせそんなこと言ったって出来るわけないと言わず、 まず、この本を読んでみることから始めてみたらどうでしょう。 私もすぐに、そういう社会になるとは思ってません。 それでも、そうやって声をあげて、形にして行動していくことが 私にできることなのだと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.17 01:53:31
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