カテゴリ:仕事
最近、よく見る『多様な働き方』という言葉。
確かに、いろいろ選択できるようにはなってきたと思う。 でも、本当にそうなのだろうか。 階層化、二極化が進んでいるのは、最近の本をみても明らかなようだし 正社員で30代の労働時間は以前よりも増えている。 周りをみても、パートナーが午前様っていうのは、結構多い。 そして、30過ぎた自分をみると、仕事としては、契約、派遣、パートな 仕事での募集は多いけど、正社員として働きたくても 求人がなかなかない。 時間の制約を考えたら、パートしかできない。っていうケースも多い。 多様な働き方は、女性が正社員で男性並みに働くか、子育て期間は シフトダウンして、正社員で時短か、パートか。の選択になっている。 男性が働き方を選択する、っていうのが少ないのではないかと思う。 男性は、家族を支えていく存在で、一家の生活がかかっているから そう簡単にシフトダウンできないのが現実なのかも。 日本では、長く働く=会社に貢献している良い社員 という考えが まだまだあるように思う。 お先に、がなかなかいえないとか、上司が帰るまで帰れないとか なんだか、馬鹿らしい。 4つ葉プロジェクトの杉山さんが 今日のブログで書いていらっしゃいますが もう、個人努力の問題ではない、って本当に思う。 企業、経営者は、真に働きやすい職場を作るよう、働きかけるべきだし それを従業員に浸透させる必要がある。 それには、株主だけを見ている経営ではなく、すべての利害関係者を ステークホルダーと捉えていくCSRが基本となる。 先月の本の 『働きすぎの時代』と『豊かさの条件』は、ちょうどいろいろ考えていたことと一致していて、良いタイミングで読めた。 もう一度、読んで、更に考えていきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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