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きゆら ゆらら

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2008.12.02
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 先週の上野巡り。



 没後40年 レオナール・フジタ展



 札幌の北海道立近代美術館、宇都宮美術館を経て、

 上野の森美術館 2009・1・18 まで

 以降、福岡、仙台を巡回



 北海道立近代美術館が口切りであり、

 この展覧会に尽力していることは、

 とても嬉しいことです。



 空いていて、ゆったりと見ることができた。

 でも、ウレシカナシ。

 もったいない 。。。



 2年前の藤田嗣治展に比べ、規模は小さいけれど、

 晩年、フランス国籍を取得し、カトリック洗礼を受け、

 レオナール・フジタ となってからに重きをおいての展示が

 充実していた。



 ***



 前半、親しかったモディリアニの影響色濃い作品が並ぶ。

 モディの書いたフジタの素描も。

 油彩は残されていないのだろうか ?

 モディが描いた、

 スーチン、キスリング、ピカソ、ディエゴなどの油彩画は

 見たことがあるのだけれど。



 乳白色の時代のものは、今回少ないけれども、

 私は、「 仰臥裸婦 」 が とても好き。



 ***



 今展の目玉である「 争闘 」「 構図 」 4枚一連の大作。

 倉庫で丸められ、ひどい状態で発見されたという、

 それらの修復作業のことは、以前TV特集で見たけれど、

 修復作業を終えての、最初で最後の日本展示だそう。



 ひゃ ~~~~~ ぁ 

 マッチョマンばかり ...。

 女たちも、これはもしやゲイ ? と思ってしまうくらいに

 みんな マッチョウーマン !

 ビーナスやエンジェルまでもがマッチョ なんですけれど ...。



 「 天国と地獄 」 という解釈は、私にはちょっと難しい。



 ***



 晩年に描かれたものでは

 「 イヴ 」  素敵 ・・・ !

 この頃のものは、どんどん色が付いていって、

 劇画的 とも感じる。  私だけ ?

 イヴも、すごく現代的な顔と姿態を持った女性。

 そういった意味では、ちょっと、なまなましさも感じる。

 

 個人的趣味としては、

 乳白色の時代のものが好き。

 最も洗練されていて、

 気品高く、美しい 。。。 と思う 。。



 ****



 晩年の終の棲家の再現。

 

 前回の展覧会でも、

 額縁などまで作るかたなのね、

 とは思っていたけれど、

 このお家の中では、何もかもがフジタの手仕事。

 


 カントリーふうキッチン。

 衝立の装飾。

 裁縫道具などの箱に書いた絵。

 絵付けされた陶器   etc

 小さな子供たちや人形など、

 可愛らしいものばかりがモチーフ。

 


 どうしちゃったの フジタ 。。。 ???

 っていうくらい 。。

 そのフランスの片田舎の一軒家は、

 なんだか、アルプスの少女ハイジのおうちのように可愛らしい。

 童心に帰ってたわいなく遊んでいるように。



 ***



 でも、

 童心に帰った好々爺 で終わらないところが フジタ !

 最晩年に手がけた、 カトリック礼拝堂の建設。

 ステンドグラス。 フレスコ画。

 今展では、映像、写真、習作などでの紹介なのだけれども、

 老いても、信念に衝き動かされての激しい仕事に圧倒される。

  

 ヒロシマ、ナガサキ の惨事もステンドグラスにし、

 主祭壇には、日本の菊の文様が刻まれている、という。

 今、そこに眠るフジタ。

 戦争画によって、なかば戦犯扱いされ、

 日本を追われる形となったフジタの

 どうしても残しておきたかったものなのかもしれない。

 フランスに終の棲家を得、

 レオナール・フジタとなったフジタの、

 80歳にして身を削っての渾身の遺作。



 ***



 近藤史人 「 藤田嗣治 「異邦人」 の生涯 」

 読もうと思い買ってきた。 
 
 以前読んだ自伝「 腕一本 巴里の横顔 」も、

 エコール・ド・パリのエピソード満載でおもしろかった。

 そして、すばらしく、見応えも読み応えもある今展カタログ。

 少しずつ、少しずつではあるが読んでいる。

 あらためて見に行きたい。

 興味つきない画家。



 ***



 2006年 藤田嗣治展 の覚え書き









 
 
 


 





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Last updated  2008.12.05 00:45:08
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